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株式会社レジンテクニカは名古屋市を中心に塗床工事、段差解消工事、床面研削・研磨工事を行っています。
工場や倉庫、店舗、住宅など、建物の種類を問わず、その用途に応じて最適な塗料、工法をご提案いたします。
As flooring construction professionals, we meet our customers' expectations.
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2026.02.10
食品工場の床衛生、実は下地処理で差が出る...
床の清掃は毎日しているのに、なぜか汚れが残る。水たまりができて乾きにくい。ひび割れの周りだけ黒ずみが取れない。そんな床の悩み、食品工場では珍しくありません。洗浄や消毒の手順を見直しても改善しないとき、原因が床の表面そのものにある場合があります。とくに見落とされやすいのが、塗床の前に行う下地処理です。この記事では、床衛生が崩れやすい理由を整理しながら、清掃性を高めるための塗床と下地処理の考え方を、現場目線でまとめます。今の床がなぜ扱いにくいのか、手がかりを一緒に探していきましょう。
■ 食品工場で床衛生が重要になる理由
食品工場の床は、製品に直接触れない場所でも衛生管理の要になります。水や油、粉が床に落ちるのは日常で、しかも人と台車とフォークリフトが行き交います。だからこそ床の状態が悪いと、清掃の手間だけでなく、衛生と安全の両方に影響が出やすくなります。ここでは床衛生が重要になる背景を、現場で起きやすいことに絞って整理します。
- 床は汚れが集まりやすく、衛生管理の弱点になりやすい
床は重力の関係で汚れが最終的に集まる場所です。飛散した原料、靴底や車輪で持ち込まれる汚れ、結露水や洗浄水が混ざり、残りやすくなります。壁や機械の上は拭き取りで終わっても、床は広い面積を短時間で処理する必要があり、どうしてもムラが出やすいです。床の材質や表面の凹凸が原因で汚れが残ると、次の清掃でも同じ場所に残渣が溜まりやすくなります。
- 水、油、粉体が混ざる現場ほど床の管理難度が上がる
水だけなら流して乾かす管理が中心になりますが、油が混ざると話が変わります。油膜が残ると洗剤が効きにくくなり、さらに粉体が付着するとペースト状になって固着しやすいです。排水口付近や充填機周り、揚げ物や調理ラインの周辺は、こうした混合汚れが起きやすい典型です。床の表面が粗いほど汚れが入り込み、洗浄の回数や時間が増えがちです。
- 清掃性が悪い床が、日々の負担とリスクを増やす
清掃性が悪い床は、同じ手順でも時間がかかります。ブラシを強く当て続けることで作業者の負担が増え、床材の摩耗も進みやすくなります。さらに、水たまりが残れば滑りやすさにつながり、転倒やヒヤリの原因にもなります。床衛生は品質管理の話だけでなく、現場の安全と作業のしやすさにも直結する、地味だけれど効く改善点です。
■ 床衛生を落としやすい原因は表面の劣化と微細な凹凸
床が汚れやすい、乾きにくい、臭いが残る。こうした悩みは、清掃のやり方だけでなく床の表面状態が関係していることが少なくありません。見た目には分かりにくい凹凸や、劣化による傷みがあると、汚れが入り込む場所が増えてしまいます。原因を分解して見ると、対策の方向がはっきりします。
- ひび割れ、欠け、摩耗が汚れの入り口になる
コンクリートや既存の塗床が劣化すると、ひび割れや欠けが生じます。そこに汚れや水分が入り込み、清掃しても表面だけがきれいになって内部に残りやすくなります。フォークリフトの旋回が多い場所、台車の通行が集中する通路、荷捌き場の出入口は摩耗が進みやすいです。小さな欠けでも積み重なると、清掃性の差として日々効いてきます。
- 目に見えないピンホールやざらつきが残渣を抱え込む
表面に細かな穴やざらつきがあると、そこが汚れの受け皿になります。見た目は一面でも、触ると引っかかるような感触がある床は要注意です。洗浄水が引かずに残ったり、乾いた後に白っぽい跡が出たりする場合、微細な凹凸に洗剤成分や汚れが残っていることがあります。こうした状態は、清掃の努力が成果に結びつきにくく、現場のストレスにもなりがちです。
- 排水不良や水たまりが衛生面と安全面の両方に影響する
勾配が不足している、排水口までの流れが悪い、段差が邪魔をしている。こうした条件があると水たまりができやすくなります。水が残る時間が長いほど、汚れも滞留しやすく、乾燥が遅れて次の作業に影響することもあります。また、濡れた床は滑りやすく、歩行や台車作業の安全性にも関わります。床衛生の改善では、表面だけでなく水の動きも一緒に見ておくと失敗が減ります。
■ 下地処理で差が出る理由
塗床で清掃性を上げたいと考えたとき、塗料の種類に目が行きやすいです。ただ、実際の仕上がりと耐久性を左右しやすいのは、塗る前の下地処理です。下地が整っていないと、どんな材料を選んでも浮きや剥がれ、凹凸の再発につながりやすくなります。ここでは下地処理が重要になる理由を、現場で起きやすい不具合と結びつけて説明します。
- 下地の状態が悪いと、どんな塗床でも長持ちしにくい
塗床は下地に密着して性能を発揮します。下地が脆く粉を吹いていたり、水分が多かったりすると、塗膜がしっかり付かずに浮きやすくなります。結果として、早い段階で剥がれや欠けが出て、そこから汚れが入り込みます。清掃性を上げるために塗ったのに、汚れの逃げ場が増える。こうした逆転現象は、下地の見極め不足で起きやすいです。
- 汚れ、油分、脆弱部の残りが剥がれや浮きにつながる
食品工場の床は油脂が染み込みやすく、見た目がきれいでも内部に残っている場合があります。油分が残ると塗料が弾かれ、密着不良の原因になります。また、表面だけ硬く見えても、内部が脆い層が残っていると、その層ごと剥がれることがあります。だから下地処理では、洗浄だけでなく研削や研磨で確実に弱い部分を落とすことが重要になります。
- 清掃性は塗料だけでなく、下地の整い方で決まりやすい
清掃性の良し悪しは、表面の平滑性と連続性で決まりやすいです。下地が波打っていたり、補修跡が段になっていたりすると、塗床で覆っても微妙な凹凸が残り、汚れが溜まる場所になります。下地処理で段差や欠損を整え、塗床が均一な厚みで仕上がる状態を作ることが、結果として洗いやすい床につながります。
■ 食品工場の下地処理で確認したいポイント
下地処理は、ただ削って塗る作業ではありません。床の状態を見て、どこまで撤去するか、どの程度整えるかを決めることで、仕上がりと耐久性が変わります。食品工場では油脂や洗剤の影響も受けやすく、一般的な工場より確認項目が増えがちです。現地で押さえておきたいポイントを順番に見ていきます。
- コンクリートの強度と脆弱層の有無を見極める
表面が粉っぽい、削ると砂が出る、叩くと浮いた音がする。こうした兆候がある場合、脆弱層が残っている可能性があります。脆弱層の上に塗床をしても、土台ごと傷みやすくなります。下地の強度を確認し、必要に応じて研削で健全部まで出す判断が大切です。見えない部分ほど、最初の確認が効いてきます。
- 油脂の染み込みや洗剤成分の影響をチェックする
油が染みた床は、表面を洗っても内部に残っていることがあります。塗床後に浮きが出る原因になりやすいので、油染みの範囲や深さを見て、撤去や下地の含浸処理などを検討します。また、洗剤や薬剤を日常的に使う現場では、成分が床に残っている場合もあります。どんな洗剤を使っているか、どのエリアで濃度が高いかを共有しておくと判断がしやすいです。
- 既存床材の撤去範囲と研削、研磨の必要性を判断する
既存の塗床が残っている場合、部分補修で済むのか、全面撤去が必要かの見極めが重要です。浮きや剥がれが点在している床は、見えている部分だけ直しても周辺から再発しやすいです。研削は密着のための粗しとしても有効で、塗料が食いつく面を作れます。研磨は平滑性を整える目的で使い分けることがあります。
- 段差、欠損、勾配の補修方針を決める
清掃性を上げたいなら、段差や欠損の補修は後回しにしないほうが安心です。段差は汚れの溜まり場になり、モップやスクイジーの動きも止めます。欠損は水が入り、劣化の起点になります。さらに勾配が不足していると水が引かず、乾燥が遅れます。どこまで勾配を直すかは工場の稼働や排水位置にも関わるので、現場条件と合わせて決めるのが現実的です。
■ 清掃性を高める塗床の考え方
塗床は床をきれいに見せるためだけのものではなく、清掃しやすい形に整えるための仕上げでもあります。ポイントは、汚れが溜まりにくい面を作り、洗浄水が流れやすい状態に近づけることです。そのうえで滑りにくさも必要になります。ここでは清掃性を上げるための考え方を、仕様の決め方として整理します。
- 平滑性を上げて汚れの滞留を減らす
清掃性に直結するのは表面の平滑性です。ざらつきが強いと汚れが引っかかり、ブラシの力が必要になります。逆に平滑すぎると滑りやすくなるため、用途に応じた表面仕上げのバランスが大切です。例えば水を多く使うエリアは、水切れを意識した平滑寄りの仕上げが向くことがあります。粉体が多いエリアは、清掃で回収しやすい面の連続性が効きます。
- 継ぎ目や立ち上がりの納まりで洗いやすさが変わる
床の面だけでなく、壁際や設備基礎の立ち上がりが清掃の難所になりやすいです。角が直角のままだと汚れが溜まり、ブラシも入りにくくなります。立ち上がりを設けたり、R形状でつなげたりすると、洗浄がしやすくなります。排水溝周りも同様で、納まりが雑だと水が残りやすいです。清掃性を上げたいときは、見切りや端部の形も一緒に検討すると効果が出やすいです。
- 防滑は確保しつつ、清掃で落とせる表面に整える
滑りにくさを上げるために骨材を強く入れると、凹凸が増えて清掃が大変になることがあります。だから防滑は必要な場所に必要な程度で入れる考え方が現実的です。例えば通路と作業エリアで仕上げを変える、濡れやすい場所だけ防滑を強めるなど、エリア分けが有効です。清掃で落とせる範囲の凹凸にとどめることが、日常管理の負担を減らします。
■ 食品工場で選びやすい塗床材と使い分けの目安
塗床材は種類が多く、カタログだけでは判断しにくいです。食品工場では水、油、熱水、薬剤、低温など条件が重なりやすいので、材料の得意不得意を踏まえて選ぶ必要があります。ここでは代表的な塗床材について、向く場面と注意点を目安としてまとめます。最終判断は現地の床状態と運用条件に合わせるのが安全です。
- エポキシ系が向く床と注意点
エポキシ系は工場床で使われることが多く、耐摩耗性や強度面で選びやすい材料です。台車やフォークリフトの走行がある床で検討されることがあります。一方で、熱水が頻繁にかかる場所や急激な温度変化がある場所では、条件によっては負担が大きくなることがあります。水や熱の使い方、洗浄温度、乾燥の頻度など、運用面の情報が材料選定の助けになります。
- MMAが向く床と短工期が必要な場面
MMAは硬化が早く、短い時間で歩行可能になるタイプがあります。工場を止めにくい、夜間や休日の限られた時間で仕上げたい、といった条件で検討されます。また低温下でも硬化しやすい材料があり、冷蔵、冷凍環境での選択肢になることがあります。注意点としては、施工時の臭気や換気、周囲への配慮が必要になる場合があるため、稼働状況と合わせて確認します。
- 水性硬質ウレタンが向く床と耐熱水性が求められる場面
水性硬質ウレタンは、熱水や洗浄が多い環境で検討されやすい材料です。厨房や食品工場で、耐熱水性や衛生面を重視したいときに候補になります。水性で臭気が抑えられる傾向がある点も、稼働しながらの工事では気になるポイントです。ただし、下地の水分状態や施工条件によって仕上がりが左右されるため、下地処理と現地確認がより重要になります。
- 低温環境や冷凍、冷蔵エリアでの考え方
冷凍、冷蔵エリアは温度が低く、結露や霜の影響も受けやすいです。材料が硬化しにくい、乾燥しにくい、施工中に水分が出るなど、常温とは違う前提で考える必要があります。低温でも硬化する材料を選ぶことに加え、施工時の温度管理や結露対策、下地の状態確認が欠かせません。床の滑りやすさも変わるため、防滑の度合いも含めて検討します。
■ 工事計画で押さえるべき現場条件
材料と下地処理の方向が決まっても、工事計画が現場に合っていないとトラブルになりやすいです。食品工場では稼働停止が難しい、衛生区画がある、臭気や粉じんに配慮が必要など、制約が多い傾向があります。ここでは設備課や工務の担当者が事前に整理しておくと、打ち合わせが進めやすくなるポイントをまとめます。
- 稼働を止めにくい工場での施工時間の考え方
ラインを完全停止できるのか、部分停止で回せるのかで計画が変わります。区画を分けて順番に施工する場合、段差や動線の切り替えが発生するので、安全対策も含めて検討が必要です。短時間施工が可能な材料を選ぶことも一つですが、下地処理の時間は削りにくいことがあります。どこを優先するかを整理しておくと、現実的な工程が組みやすくなります。
- 臭気、乾燥時間、養生の確認ポイント
塗床材によって臭気の出方や換気の必要性が変わります。食品を扱う環境では、施工エリアの隔離や空調の扱い、臭気が製品や包材に影響しないかの確認が大切です。また、乾燥時間や硬化時間は、歩行可能、台車可能、フォークリフト可能など段階があります。いつから何ができるかを事前に確認し、養生範囲と期間を明確にしておくと運用が乱れにくいです。
- 搬入動線とフォークリフト荷重への配慮
材料や機材の搬入経路、施工中の通行止め範囲、フォークリフトの迂回路を決めておく必要があります。床は面でつながっているので、一部の工事が全体の物流に影響しやすいです。フォークリフトの荷重や旋回の多い場所は摩耗が集中するため、仕様を強める、補強層を検討するなどの判断材料になります。現場の使い方を共有するほど、無理のない仕様に近づきます。
- 施工後の清掃手順とメンテナンスの整え方
塗床後は、初期の清掃方法や洗剤選びが重要です。硬化が進むまで強い洗浄を避けたほうがよい場合もあります。使用してよい洗剤の種類、ブラシの硬さ、洗浄温度の目安など、運用側が迷わない形で整理しておくと安心です。また、剥がれや欠けが起きたときの応急対応を決めておくと、劣化の広がりを抑えやすくなります。
■ 株式会社レジンテクニカができること
床衛生の改善は、材料選びだけでなく下地の見極めと施工の丁寧さが効いてきます。株式会社レジンテクニカでは、名古屋市を中心に工場や倉庫、店舗などの床工事を行ってきた経験を活かし、現場条件に合わせた提案と施工を行っています。ここでは、対応できる内容と相談の進め方を簡単にご紹介します。
- 下地処理から自社施工で、床の状態に合わせて提案します
床は現場ごとに傷み方が違い、油の染み込みや脆弱層の有無も変わります。当社は下地処理から自社で施工しているため、研削、研磨、撤去、補修まで一貫して判断しやすい体制です。塗床の前段階を丁寧に行うことで、密着不良や早期の剥がれを減らし、清掃性が続きやすい床を目指します。
- 塗料の特性を踏まえ、用途に合う材料を選びます
食品工場では耐熱水性、耐薬品性、低温対応、防滑など、求める性能がエリアごとに違います。当社ではエポキシ、水性硬質ウレタン、MMAなどを扱っており、使い方に合わせて材料を選定します。例えば短い工期が必要な場所、熱水洗浄が多い場所、冷凍、冷蔵の場所など、条件を整理しながら無理のない仕様をご提案します。
- 代表が打ち合わせや現場確認に伺い、認識違いを減らします
床工事は、図面だけでは分からない段差や水の流れ、汚れの溜まり方が重要になります。当社では代表自ら打ち合わせや現場確認に伺い、現場の運用や困りごとを直接伺うことを大切にしています。伝達の行き違いを減らし、必要な補修範囲や優先順位を一緒に整理しやすくなります。
- 愛知県内の工場、倉庫の床工事に対応します
愛知県内で、食品会社、自動車関連、物流、運輸などの工場や倉庫床に対応しています。塗床工事だけでなく、段差解消、床面研削、研磨、既存床材の撤去にも対応可能です。床工事を専門に扱っているため、床特有の劣化や動線条件を踏まえたご相談がしやすいと思います。
■ まとめ
食品工場の床衛生は、清掃の手順だけでなく床そのものの状態に左右されます。ひび割れや摩耗、目に見えない凹凸、水たまりがあると、汚れが残りやすくなり、日々の清掃負担と衛生リスクが積み上がります。塗床で清掃性を高める考え方は有効ですが、実際に差が出やすいのは下地処理です。油分や脆弱層を残さず、段差や欠損、勾配を整えることで、塗床の密着と平滑性が安定しやすくなります。材料はエポキシ、MMA、水性硬質ウレタンなどから、熱水、低温、短工期といった条件に合わせて選ぶのが近道です。現地の床は状態が一つとして同じではないため、判断に迷う場合は床工事の経験がある会社に相談すると安心です。株式会社レジンテクニカでは下地処理から自社施工で対応し、現場条件に合わせて無理のない仕様をご提案しています。床衛生の改善を検討中でしたら、まずは状況を共有いただければと思います。お問い合わせはこちら -
2026.02.06
物流倉庫の床補強が必要なサインは? 下地...
床のひび割れが少し増えた気がする、フォークリフトの走行跡が残りやすい、補修しても同じ場所がまた欠ける。そんな小さな違和感が、物流倉庫の床補強を考える合図になることがあります。とはいえ、どこまでが様子見で、どこからが補強や改修の検討なのか、判断が難しいですよね?床は止められる時間が限られますし、工事のやり直しは避けたいところです。この記事では、床補強が必要なサインと原因の見立て方、そして仕上がりを左右しやすい下地処理の考え方を、現場目線で整理していきます。
■ 物流倉庫で床補強が必要になる場面とは
物流倉庫の床は、日々の荷重と摩耗が積み重なって少しずつ性能が落ちます。目に見える破損が小さくても、使い方と床の状態が合っていないと、短期間で不具合が戻ることがあります。まずは床補強が必要になりやすい場面を整理しておくと、判断がぶれにくくなります。
- 床補強と塗床工事の違いを整理しておく
床補強は、床の強度や支持力を回復させるための補修、補強が中心です。欠損部を埋める、段差を直す、脆い層を取り除いて強い層を作り直す、といった内容が含まれます。一方で塗床工事は、床表面を樹脂で覆い、摩耗や汚れ、水や油の染み込みを抑える保護の役割が中心です。塗床だけで解決するケースもありますが、下地が弱っている状態で表面だけを整えると、剥がれや欠けが再発しやすくなります。
- フォークリフトやラック荷重で床にかかる負担
倉庫の床に効いてくるのは、単純な重さだけではありません。フォークリフトは走行中の振動、旋回時のねじれ、急停止の荷重が床に伝わります。ラックも、脚部に荷重が集中しやすく、床の局所的な圧縮や沈みにつながることがあります。さらに、パレットの落下や荷崩れなどの衝撃が重なると、表面の欠けやひび割れが広がりやすくなります。
- 補強が遅れると起きやすい安全面と運用面の困りごと
床の不具合を放置すると、つまずきや転倒の原因になったり、台車やフォークが跳ねて荷物が不安定になったりします。段差があると走行速度を落とす必要が出て、作業効率にも影響します。また、粉が出る状態は清掃負担が増えるだけでなく、商品や機器への付着が気になる場面もあります。小さな欠けが広がる前に、原因を見立てて必要な範囲で手当てするほうが、止める時間や費用の面でも現実的になりやすいです。
■ 床補強が必要なサイン7つ
床の傷みは、ある日急に起きるというより、サインが積み重なって表面化することが多いです。ここでは現場で見つけやすい代表的な7つを挙げます。複数当てはまる場合は、下地まで含めた点検を考えるきっかけになります。
- ひび割れが増える、幅が広がる
以前からあるひび割れが伸びる、新しいひび割れが増える、幅が広がる。こうした変化は、荷重条件に床が追いついていない可能性があります。表面の乾燥収縮だけでなく、床のたわみや沈みが関係している場合もあるため、ひび割れの方向や集中箇所を記録しておくと見立てに役立ちます。
- 欠けや剥離が出て骨材が見える
角が欠ける、表面が薄く剥がれて中の骨材が見える状態は、摩耗や衝撃に下地が耐えきれていないサインです。欠けた部分に水や油が入り込むと、劣化が進みやすくなります。フォークの爪が当たりやすい場所、出入口付近、旋回が多い場所は特に起きやすいです。
- 粉が出る、タイヤ痕が取れにくい
歩くと白い粉が付く、掃いても粉が残る。これはコンクリート表面が脆くなって発塵している可能性があります。タイヤ痕が取れにくい場合も、表面が摩耗して汚れを抱え込みやすくなっていることがあります。清掃の手間が増えてきたと感じたら、床の保護性能が落ちている合図かもしれません。
- 段差や不陸で台車やフォークが跳ねる
小さな段差でも、車輪には繰り返し衝撃が入ります。跳ねる感覚がある場所は、欠損が進行していたり、沈みが始まっていたりすることがあります。走行ライン上の段差は、荷崩れや荷物の傷みにつながるため、早めの補修が安心です。
- 水たまりができて乾きにくい
床が摩耗して凹みができる、あるいは不陸が大きくなると、清掃後に水が残りやすくなります。水たまりは滑りやすさだけでなく、床材の劣化や汚れの定着にも影響します。濡れる頻度が高い倉庫では、特に見逃しやすいポイントです。
- 目地の破損や沈みが見られる
コンクリート床には目地があり、動きを吸収する役割があります。目地材が切れる、欠ける、周辺が沈むと、そこから欠損が広がることがあります。フォークの旋回やラック脚の近くで起きている場合は、荷重の集中が疑われます。
- 補修しても短期間で同じ場所が傷む
同じ場所を何度も補修しているのに再発する場合、表面だけの補修で下地の弱さや汚染が残っていることがあります。原因が荷重条件なのか、下地の脆弱層なのか、油の染み込みなのかで手当てが変わります。再発は、下地処理や工法選定を見直す合図です。
■ 床の劣化原因を見立てるポイント
床補強は、壊れたところを埋めるだけでは長持ちしにくいです。倉庫の使い方、摩耗のされ方、周辺環境を合わせて見ると、再発しやすい原因が見えてきます。現地調査の前に、社内で整理できるポイントをまとめます。
- 荷重条件の確認:車両重量、積載、走行頻度
まず確認したいのは、どんな車両がどれくらい走っているかです。フォークリフトの車体重量に加えて、最大積載時の総重量、走行頻度、走行ルート、旋回が多い場所を整理します。ラックについては、積載量だけでなく脚の形状やベースプレートの有無で床への当たり方が変わります。床の設計強度と実運用がずれていると、局所的な破損が起きやすくなります。
- 摩耗の種類:引きずり、旋回、落下衝撃
摩耗の原因は一つではありません。パレットや台車の引きずりで表面が削れる、旋回でねじれが入り表層が剥がれやすくなる、荷物の落下で欠けが出る。こうした摩耗の種類によって、必要な補修材や塗床の性能が変わります。例えば旋回が多い場所は、耐摩耗だけでなく、剥がれにくさや下地との密着がより重要になります。
- 環境条件:水、油、薬品、温度差の影響
床は環境の影響も受けます。油が染みていると樹脂が密着しにくくなり、剥がれの原因になります。水を多用する場所では、含水が高い状態で施工すると不具合につながることがあります。冷凍、冷蔵の出入口付近は温度差で動きが出やすく、ひび割れが増えることもあります。床の汚れ方や濡れ方は、原因のヒントになります。
■ 下地処理で差が出る理由
床補強や塗床の仕上がりは、材料の性能だけで決まるわけではありません。実際には下地処理で持ちが大きく変わります。見た目はきれいでも、下地が整っていないと剥がれや浮きが起きやすく、結果として補修回数が増えることがあります。
- 表面だけ直すと剥がれやすい理由
欠けた部分を埋めて平らにしても、周囲のコンクリートが脆いままだと、境目から割れたり剥がれたりしやすくなります。また、油や粉じんが残った面に樹脂を塗ると、接着の力が出ません。床は車両の荷重で微細に動くため、密着が弱いと端部から浮きが進行します。表面補修が短期間で傷むときは、下地に原因が残っていることが多いです。
- 研削・研磨で密着性を作る考え方
研削や研磨は、古い塗膜や脆い表層を削り、樹脂が食い付く面を作る作業です。平らにする目的だけでなく、細かな凹凸を作って接着面積を増やす意味もあります。さらに、汚れの染み込みがある場合は、表面を削って汚染層を減らすことが重要です。下地処理を丁寧に行うほど、塗床や補修材が本来の性能を発揮しやすくなります。
- 脆弱層の除去と含水・汚染の見極めが重要
見た目が同じコンクリートでも、表面が粉を吹く脆弱層になっていることがあります。この層を残したままだと、その層ごと剥がれてしまいます。また、含水が高い床は、施工後に膨れや剥がれにつながる場合があります。油汚れも同様で、脱脂や除去が不十分だと密着不良の原因になります。下地の状態を見極めて、削る深さや清掃、乾燥の取り方まで整えることが、長持ちの近道です。
■ 物流倉庫の床補強でよくある工法と選び方
床補強と一口に言っても、段差を直したいのか、摩耗を抑えたいのか、粉を止めたいのかで選ぶ工法が変わります。ここでは倉庫で採用されやすい工法を、目的別に整理します。最終的には現地の下地状態と運用条件を合わせて決めるのが安心です。
- 樹脂モルタルで段差や欠損を補修するケース
欠け、穴、段差、不陸がある場合は、樹脂モルタルで形を戻す補修がよく行われます。硬化後の強度が高く、車両の走行がある場所でも使いやすいのが特徴です。特に段差は、衝撃が繰り返し入って傷みが広がるため、早めに平滑に戻すと周辺の劣化も抑えやすくなります。補修範囲が点在している場合は、動線を見ながら区画ごとに施工する考え方もあります。
- エポキシや水性硬質ウレタンなど塗床で保護するケース
下地が健全で、主な課題が摩耗、汚れ、発塵、防滑であれば、塗床で表面を保護する選択が有効です。エポキシは衝撃による割れや剥がれが起こりにくい性質があり、配送センターなどでも検討されます。水性硬質ウレタンは、水や熱水が関わる場所で検討されやすいです。倉庫内の区画によって求める性能が違うため、場所ごとに仕様を変える判断も現実的です。
- 耐摩耗性・耐荷重・防滑など必要性能から決める
選定では、耐摩耗性だけでなく、耐荷重、耐衝撃、防滑、清掃性も合わせて考えます。例えば旋回が多い場所は耐摩耗と密着性、出入口付近は衝撃と欠けにくさ、濡れやすい場所は防滑と防水寄りの性能が必要です。床補強を機に、走行ルールや旋回位置を少し見直すだけでも、床の寿命が伸びることがあります。
■ 工事前に担当者が確認しておきたいこと
床工事は、工法の良し悪しだけでなく、現場の段取りで仕上がりと負担が変わります。特に物流倉庫は稼働を止めにくいので、止める範囲と時間をどう作るかが重要です。工事前に確認しておくと、打ち合わせがスムーズになります。
- 稼働を止められる時間帯と施工範囲の切り分け
夜間や休日に施工するのか、日中に一部区画だけ止めるのかで、選べる材料や工法が変わります。硬化時間が必要な材料もあるため、歩行再開や車両走行再開のタイミングを先に決めておくと安心です。施工範囲は、動線を確保しながら区画分けすることが多いです。補修箇所が点在している場合は、優先順位をつけると現実的です。
- 一時移設が必要なラック・設備・動線の整理
ラック脚の周辺まで直す場合、荷下ろしや一時移設が必要になることがあります。移設が難しい設備がある場合は、その周囲だけ仕様を変えるなどの工夫が必要です。動線については、フォークリフトの通行ルート、避難経路、搬入口を整理し、施工中の仮動線を決めておくと現場が混乱しにくくなります。
- 現地調査で伝えると良い情報:図面、車両、清掃方法
図面があれば、面積や目地位置、排水の流れが把握しやすくなります。車両は種類、タイヤの材質、重量、走行頻度が重要です。清掃方法も、床の汚れ方や水の使用量を見立てる材料になります。過去の補修履歴が分かれば、再発箇所の傾向をつかみやすいので、写真や記録があれば用意しておくと役立ちます。
■ 株式会社レジンテクニカが大切にしている床補強と下地処理
床補強は、材料の選定だけでなく、下地処理の精度と現場のすり合わせで結果が変わりやすい工事です。株式会社レジンテクニカでは、倉庫や工場の床工事に特化した経験を踏まえ、現場条件に合わせた提案と施工を大切にしています。過不足のない内容にするために、最初の確認を丁寧に行います。
- 下地処理から自社施工で、状態に合わせた提案を行います
補修が長持ちするかどうかは、脆い層の除去、汚染の除去、研削や研磨による密着面づくりなど、下地処理の出来で差が出ます。株式会社レジンテクニカは下地処理から自社で施工し、床の状態に合わせて削る範囲や深さ、補修材と塗床の組み合わせを検討します。表面だけを整えるのではなく、再発しやすい原因に目を向けた施工を心がけています。
- 代表が打ち合わせや現場確認に伺い、認識違いを減らします
床工事は、止められる時間、施工範囲、動線、求める仕上がりが現場ごとに違います。株式会社レジンテクニカでは代表が打ち合わせや現場確認に伺い、運用条件や困りごとを直接伺ったうえで、施工内容をすり合わせます。伝えたつもり、聞いたつもりのズレを減らすことで、工事中の手戻りを抑えやすくなります。
- 愛知県内の工場・倉庫の床工事に対応しています
名古屋市を中心に、工場や倉庫、店舗など商業用建築物の床工事に対応しています。物流倉庫では、フォークリフト走行やラック荷重など、床にかかる条件が厳しくなりやすいです。現場の用途に合わせて、耐摩耗、耐荷重、防滑、清掃性など必要な性能を整理し、施工範囲や工期も含めて現実的な形をご提案します。
■ まとめ
物流倉庫の床補強は、ひび割れ、欠け、発塵、段差、水たまり、目地の破損、補修の再発といったサインから検討を始めるのが現実的です。大切なのは、表面の見た目だけで判断せず、荷重条件や摩耗のされ方、油や水などの環境条件まで含めて原因を見立てることです。そのうえで、研削や研磨、脆弱層の除去、含水や汚染の確認といった下地処理を丁寧に行うと、剥がれや再発を抑えやすくなります。運用条件に合う工法を選ぶことが、安全と作業効率の両面での安心につながります。株式会社レジンテクニカでは下地処理から自社施工で、現場の状態と稼働条件に合わせた床工事をご相談いただけます。気になるサインが出ている場合は、早めに状況整理から一緒に進めていきましょう。お問い合わせはこちら -
2026.01.27
屋外通路の防水が重要なワケ!見えない床下...
屋外通路の床にひび割れや水たまりができてしまい、対応に悩んだ経験はありませんか。雨風にさらされる場所だからこそ、早い段階で劣化が進行しやすく、防水対策が不十分なままだと安全面や衛生面にも影響を及ぼします。特に工場や倉庫、店舗など多くの人や車両が行き交う施設では、定期的な点検と適切な処置が必要です。
この記事では、屋外通路における防水の重要性や放置した場合に起こりやすい問題点、対策として検討できる防水工法などを具体的にご紹介します。さらに、耐久性を高めるために欠かせない「下地処理」の役割についても触れながら、長く安全に使い続けるための工事のポイントをお伝えしていきます。
■ 屋外通路の防水が必要とされる理由
屋外通路は、雨風や紫外線、気温の変化といった外部環境に常にさらされているため、建物の中でも劣化が進みやすい部分です。防水対策が不十分だと、見た目の傷みだけでなく、床材の性能低下や安全性の問題にもつながります。この章では、防水の必要性を具体的な視点から整理していきます。
- 雨水や湿気による劣化のリスク
雨が直接当たる屋外通路では、コンクリートの隙間から水分が染み込みやすくなります。内部に浸透した水分が蒸発と結露を繰り返すことで、素材が膨張・収縮し、微細な亀裂が発生しやすくなります。こうした劣化は目に見えない部分から始まることも多く、放置すると大きな構造的損傷につながることもあります。
- 床材の寿命に与える影響
水分を含んだままの状態が続くと、床材自体の耐久性が低下し、塗膜が剥がれたりコンクリートが粉状になる「中性化現象」が進行する場合があります。これにより床の強度が落ち、部分的な剥がれや陥没などの問題が起こりやすくなります。定期的な防水処理によって、床材の寿命を伸ばすことが可能です。
- 防水処理が安全性に関係する理由
滑りやすい床面は転倒事故の原因となりますが、雨水が染み込んで乾きにくくなると、通行する人や車両にとって非常に危険な状態となります。特に傾斜がある場所や、人の往来が多い施設では、防水性の高い床仕上げによって、水はけの良い状態を保つことが安全対策にも直結します。
■ 防水対策を怠ると発生しやすいトラブル
防水処理をしない、または適切でない方法で済ませてしまうと、屋外通路はさまざまな不具合に見舞われやすくなります。初期段階では小さな異変でも、放置することで施設の機能性や安全性に大きな影響を及ぼすことがあります。ここでは、実際に起こりやすいトラブルを具体的に見ていきます。
- コンクリートのひび割れと剥離
屋外通路に水分が繰り返し浸入すると、乾燥と湿潤を繰り返すことでコンクリート内部の劣化が進行します。これにより表面に細かいひび割れ(クラック)が発生し、さらに剥がれやすい状態になります。防水層が劣化していると雨水が直接下地に届き、床材全体の剥離につながる可能性もあります。
- カビや藻の発生による衛生面の問題
湿気が滞留しやすい通路では、表面にカビや藻が発生することもあります。これらは見た目が悪くなるだけでなく、衛生管理が求められる食品工場や倉庫では、品質管理上の問題を引き起こしかねません。特に衛生基準の厳しい現場では、防水処理によって水分を遮断し、清潔な環境を保つことが欠かせません。
- 滑りやすくなることで生じる転倒リスク
水分を多く含んだ床面は、乾いているときに比べて格段に滑りやすくなります。特に通行量の多い施設や荷物を運搬する作業場では、従業員の転倒や機材の転落といった事故の原因になります。防水工事によって水が床面に残らないようにすることは、労働災害の予防にもつながります。
■ 屋外通路に適した防水工法の種類
屋外通路の防水には、使用環境や求められる耐久性に応じてさまざまな工法が用いられます。どの工法を選ぶかによって、仕上がりの性能や維持管理のしやすさが大きく変わります。ここでは、代表的な防水工法の特徴と、それぞれが適している場面について整理していきます。
- 塗膜防水の特徴と適用場面
塗膜防水は、液状の防水材を塗り広げて硬化させることで、継ぎ目のない防水層を形成する方法です。複雑な形状の床にも対応しやすく、比較的施工がスムーズに行えることから、メンテナンス性を重視したい施設にも適しています。摩耗や紫外線への耐性が高い材料を使用すれば、屋外通路にも十分な効果が期待できます。
- シート防水とトーチ工法の違い
シート防水は、塩ビシートやゴムシートを床面に貼り付けて防水層を形成する方法で、均一な厚みが確保できるのが特徴です。工場であらかじめ作られた材料を用いるため、品質が安定しやすく、広い面積にも対応可能です。一方、トーチ工法はアスファルトシートをバーナーであぶって密着させる方式で、強固な接着性が求められる場所に適しています。
- FRP防水の耐久性と施工性
FRP防水は、ガラス繊維に樹脂を含浸させて硬化させることで、高い防水性と強度を兼ね備える工法です。軽量でひび割れに強く、耐薬品性や耐摩耗性にも優れていることから、車両が通行するような通路や、水を多く使用する場所でも使用されています。硬化が早いため、短時間での施工が求められる現場にも向いています。
■ 防水性能を高めるための下地処理の重要性
防水工事において、塗料やシートの性能だけに注目されがちですが、実は「下地処理」が全体の仕上がりや耐久性を大きく左右します。下地の状態が不安定なまま防水材を施工しても、十分な密着力が得られず、短期間での剥がれや浮きの原因になります。この章では、防水の効果を長持ちさせるために欠かせない下地処理の内容について詳しく見ていきます。
- 劣化部分の研削・研磨で密着性を向上
長年使用された床面には、目に見えない細かな凹凸や劣化した塗膜が残っていることがあります。これをそのままにしてしまうと、新たに塗る防水材がうまく密着せず、早期の剥離やひび割れが生じやすくなります。専用の機械を使って床を研削・研磨することで、下地を平滑かつ清潔な状態に整えることができ、防水材がしっかりと定着しやすくなります。
- 段差やクラックの補修が必要な理由
通路に生じた段差やひび割れ(クラック)は、施工後の防水層の弱点になりやすい部分です。これらを補修せずに防水処理を施すと、施工後にその部分から水が入り込み、防水性能が著しく低下します。段差の補修には、樹脂モルタルを用いることで強度と平滑性を確保し、安定した仕上がりを実現できます。
- 防水材が長持ちする仕上がりの土台づくり
丁寧な下地処理は、防水材本来の性能を発揮させるだけでなく、長期間の使用に耐える床づくりにもつながります。下地がしっかり整っていれば、ひび割れや膨れのリスクも軽減され、定期的なメンテナンスの手間やコストも抑えることが可能です。表面的な見栄えだけでなく、耐久性という観点からも、下地処理は非常に重要な工程です。
■ 屋外通路の使用環境に合わせた塗料の選び方
防水工事における塗料選びは、屋外通路の使用環境や用途に大きく左右されます。たとえば、人の通行が多い場所、重量のある車両が走行する場所、水や薬品が頻繁に使われる場所など、それぞれに適した塗料があります。この章では、塗料の特性を踏まえて、どのような基準で選ぶとよいかを具体的に紹介します。
- 耐摩耗性に優れた塗料の特徴
屋外通路では、人や車両の往来によって床面が擦れやすく、摩耗に強い塗料を選ぶことが重要です。たとえばエポキシ系の塗料は、耐摩耗性が高く、硬化後の塗膜が強固で、物流倉庫や自動車関連施設などでもよく使用されています。また、車両のタイヤ痕や衝撃によるダメージにも強いため、長期間にわたって機能性を維持できます。
- 耐水・耐薬品性が求められる場合の対応
食品工場や厨房など、水や洗剤、薬品を多用する場所では、耐水性や耐薬品性に優れた塗料を選ぶ必要があります。水性硬質ウレタンやMMA系の塗料は、湿気や薬品に対して強い耐性を持ち、温水にも耐えられるため、衛生管理が求められる場所に適しています。さらに抗菌性を備えた製品を選べば、より安心な環境づくりにもつながります。
- 通行頻度や使用温度を考慮した素材の選定
通行量が多い通路や、寒冷地・冷蔵施設などの低温環境で使われる場合は、塗料の速硬化性や耐寒性も重要なポイントです。たとえばMMA塗料は、低温でも硬化しやすく、施工後1時間程度で歩行可能になるため、営業や作業を止められない現場でも重宝されます。使用環境に応じた塗料選定によって、防水性と耐久性の両立が可能になります。
■ 株式会社レジンテクニカの防水工事の特長
屋外通路の防水工事は、単に塗料を塗るだけではなく、現場ごとの条件や劣化状況に応じて細かな対応が求められます。株式会社レジンテクニカでは、長年の実績と技術を活かし、下地から仕上げまで一貫して対応することで、安定した品質と高い耐久性を実現しています。ここでは、当社の防水工事における特長についてご紹介します。
- 自社施工による一貫体制で高品質を実現
当社では、下地処理から防水施工、仕上げに至るまでをすべて自社で行っています。そのため、現場の状況を丁寧に確認しながら、必要な工程を的確に実施することができます。外注による工事と比べて、品質管理が徹底されており、スケジュール調整や施工の柔軟性にも対応しやすい点が強みです。
- 下地処理から対応し、防水の効果を最大化
防水の性能を長持ちさせるためには、下地の状態を適切に整えることが不可欠です。当社では、研削・研磨作業やクラックの補修、段差調整といった下地処理を丁寧に行い、防水材がしっかりと密着する環境をつくります。このような作業を省かずに行うことで、防水層の剥がれや浮きを防ぎ、結果としてトラブルの少ない施工が実現できます。
- 施工実績に基づいた適切な工法と材料の提案
これまでに工場・倉庫・店舗など、さまざまな施設での防水工事を手がけてきた経験から、使用目的や通行状況に応じて最適な工法と材料をご提案できます。たとえば、車両の出入りが多い通路では耐摩耗性重視の塗料を、衛生管理が重要な食品関連施設では抗菌・防滑性の高い塗床材を選定しています。現場の課題に応じた対応が可能です。
■ まとめ
屋外通路は、雨風や気温差の影響を常に受けているため、防水対策をしっかり行うことが長期的な劣化防止に直結します。防水が不十分な状態では、コンクリートのひび割れや剥離、カビの発生、滑りやすさによる事故リスクなど、さまざまなトラブルが発生しやすくなります。
こうした問題を防ぐには、通路の使用環境に合った防水工法や塗料を選び、何よりも重要なのが下地処理です。下地の段階でしっかりと劣化部分を補修し、平滑な状態をつくることで、防水材が本来の性能を発揮しやすくなります。
株式会社レジンテクニカでは、名古屋市を中心に、塗床工事や防水工事を下地処理から一貫して対応しています。工場や倉庫、店舗など、それぞれの施設に合わせた塗料選定と工法提案が可能です。床面の劣化や防水の見直しをご検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。
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