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工事をお考えの方へ
使い勝手を考えた塗床工事
株式会社レジンテクニカは名古屋市を中心に塗床工事、段差解消工事、床面研削・研磨工事を行っています。
工場や倉庫、店舗、住宅など、建物の種類を問わず、その用途に応じて最適な塗料、工法をご提案いたします。
As flooring construction professionals, we meet our customers' expectations.
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NEWS
お知らせ
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2025.10.20
長寿命で安全な床に!薬品工場におすすめの...
薬品工場では、取り扱う物質の特性上、床材にも高い耐久性や安全性が求められます。床が薬品によって劣化したり、滑りやすくなったりすると、作業者の安全が損なわれるだけでなく、製造工程にも支障をきたす恐れがあります。
とくに、薬品や薬液に繰り返し触れる環境では、通常の床材では短期間で傷みが出てしまうこともあります。そのため、薬品工場に合った床材の選定や、長く使えるための施工方法を事前に知っておくことが重要です。
この記事では、薬品工場に適した床材の特徴や、施工時に注意すべきポイントについて解説します。また、床の性能を最大限に引き出すために欠かせない「下地処理」についても触れながら、塗床工事を検討しているご担当者様に役立つ情報をお届けします。現場の運用に合わせて最適な床づくりを考えたい方は、ぜひ参考にしてください。
◼︎薬品工場の床材に求められる基本性能
薬品工場では、日々の作業において化学物質が床に触れる機会が多くなります。そのため、床材には一般的な工場以上に、高い耐性や安全性が求められます。作業者の安全を守りながら、トラブルの少ない設備環境を維持するには、使用する床材の性質をよく理解することが大切です。
- 耐薬品性はなぜ重要か
化学薬品が床にこぼれたり付着したりすると、塗膜が溶けたり膨れたりすることがあります。このような状態を放置すると、床面の劣化が進み、作業効率の低下や衛生面での課題にもつながります。耐酸性や耐アルカリ性を持つ塗料を使うことで、こうした影響を抑え、床を長く保つことが可能になります。
- 耐久性と衝撃性への対応
重量のある設備や台車、フォークリフトが行き来する工場では、床への負荷が繰り返しかかります。このような環境では、衝撃に強く、塗膜が割れにくい素材が求められます。ひび割れや剥がれが生じると、そこから水や薬品が入り込み、床全体の劣化を早めてしまうこともあります。
- 安全性と衛生面への配慮
作業中に床が滑りやすくなると、転倒事故のリスクが高まります。さらに、清掃しにくい表面仕上げでは汚れが残りやすく、衛生面でも問題が生じやすくなります。安全に作業できるだけでなく、清掃しやすい床材を選ぶことで、衛生的な環境の維持にもつながります。
◼︎薬品工場に適した床材の種類と特徴
床材の種類によって、作業環境の安全性や維持管理のしやすさに違いが出ます。薬品を取り扱う現場では、使用する塗料や素材の特性を理解したうえで、作業内容に合ったものを選ぶことが大切です。
- エポキシ樹脂床のメリットと注意点
耐摩耗性に優れたエポキシ樹脂は、硬く滑らかな塗膜が特徴で、フォークリフトなどの走行にも対応しやすい素材です。薬品への耐性もあり、幅広い用途で採用されています。ただし、温度変化や強い衝撃にはやや弱いため、作業内容によっては補強や別の塗料との組み合わせが必要になる場合もあります。
- 耐薬品床材(耐酸・耐アルカリ)の特性
化学薬品が頻繁に使用される現場では、耐酸・耐アルカリ性に特化した床材が役立ちます。エポキシ樹脂と比べても、より高い耐薬品性を持つ塗料もあり、薬品による塗膜の変色や劣化を防ぐうえで効果を発揮します。取り扱う薬品の種類に応じて、適切な塗料を選ぶことが重要です。
- 抗菌性や清掃性に優れた床材
衛生面への配慮が求められる環境では、抗菌機能を備えた床材や、清掃しやすい素材が選ばれています。汚れが浸透しにくく、洗浄によるダメージが出にくい仕上がりであれば、日常の清掃も効率よく行えます。床の状態を清潔に保つことで、職場全体の衛生管理にもつながります。
◼︎床材の性能を引き出すための下地処理の重要性
どれだけ高性能な塗料を使っても、下地の処理が不十分なまま施工すると、その効果を十分に発揮できません。薬品工場のように、床材に高い耐性が求められる環境では、塗装前の下地処理が施工全体の仕上がりや寿命に直結します。
- 下地処理を怠るとどうなるか
下地が湿っていたり、表面にほこりや油分が残っている状態で塗装すると、塗料がしっかり密着せず、早期の剥がれや膨れといったトラブルにつながることがあります。見た目では問題なさそうに見えても、内部から浮きが生じることもあるため、目に見えない部分まで丁寧な下地処理が欠かせません。
- 適切な研磨・研削による施工品質の差
塗装前にコンクリート面をしっかり研磨・研削することで、塗料の密着力が大きく高まります。古い塗膜や表面の傷みを取り除く作業を行うことで、塗料が均一に定着し、耐久性のある仕上がりにつながります。研削の精度によって、塗膜の厚みや仕上がりの美しさにも差が出てきます。
- 工事の耐久性とトラブル回避に直結する理由
床の状態に合わせて下地を整えることは、工事完了後のトラブルを減らすうえで非常に重要です。たとえば、段差やひび割れがあるまま塗装をしてしまうと、塗膜が均等に伸びず、部分的に剥がれやすくなります。下地の精度を高めてから塗装を行うことで、仕上がりにムラが出にくくなり、長期間にわたって安定した状態を保てるようになります。
◼︎薬品工場における床トラブルの事例と対策
薬品工場では、床面が日常的に薬品や荷重の影響を受けるため、塗装の状態によっては不具合が発生することがあります。施工段階での見落としや素材の選び方によって、思わぬトラブルにつながることもあるため、よくある事例とその対応方法を知っておくと安心です。
- 床の剥がれや膨れが起こる原因
塗膜が剥がれたり、膨れてしまう原因として多いのが、下地と塗料の密着不良や水分の残留です。下地が十分に乾いていなかったり、施工時に油分・粉じんが残っていた場合、塗料がうまく密着せず、早い段階で不具合が出ることがあります。仕上がりを長持ちさせるためには、施工前の環境確認と下地処理が欠かせません。
- 化学薬品による変色や腐食
薬品が床に触れることで、塗膜の変色や腐食が起こることがあります。こうした現象は、耐薬品性が不足している塗料を使用した場合に特に起こりやすくなります。薬品の種類に応じた塗料をあらかじめ選ぶことで、劣化の進行を防ぎやすくなります。定期的な点検と塗膜の状態確認も欠かせません。
- 滑りやすさや段差による事故リスク
作業中に水や薬品がこぼれたままの床は、滑りやすくなる傾向があります。とくに防滑処理がされていない場合、転倒による事故につながることがあります。また、荷重や経年劣化によってできた段差を放置しておくと、つまずきや台車の通行トラブルの原因にもなります。安全性を高めるには、防滑塗料の使用や早めの段差補修が効果的です。
◼︎塗床材の選定時に押さえておきたいポイント
薬品工場において床材を選ぶ際は、現場の使用環境に合わせた塗料や工法を把握しておくことが重要です。どのような塗床材が必要かは、取り扱う薬品の種類や作業の内容によって異なります。
- 使用薬品の種類と頻度を考慮する
床に接触する薬品の種類が異なれば、それに適した塗料も変わってきます。酸性やアルカリ性の薬品、アルコール系の溶剤など、それぞれに強い塗料を選ぶことで、変色や劣化の進行を抑えやすくなります。また、薬品が床に触れる頻度が高いほど、耐薬品性の高い塗料が求められます。
- 床への荷重や温度変化への耐性
フォークリフトや台車などの重量物が日常的に通行する場合、塗膜にかかる圧力も大きくなります。加えて、熱水の使用や温度差が生じる環境では、塗料が膨れたりひび割れたりするリスクもあるため、物理的な耐性と熱への強さを両立した床材を選ぶ必要があります。
- メンテナンス性と運用コストのバランス
施工後の清掃やメンテナンスに手間がかかりすぎると、作業の効率に影響を及ぼすことがあります。塗膜が滑らかで清掃しやすい仕上がりであれば、衛生管理もしやすくなります。また、初期費用だけでなく、長期間の使用を見据えたメンテナンスコストも含めて考えることが、無理のない運用につながります。
◼︎株式会社レジンテクニカの塗床工事が選ばれる理由
薬品や化学物質を扱う現場では、床材の選定だけでなく、施工そのものの質が求められます。長期間にわたり安定して使い続けるには、施工前の調査から仕上げに至るまで、一つひとつの工程にしっかりと取り組む必要があります。
- 床工事専門会社としての技術力
これまで多くの塗床工事に対応してきた中で、現場ごとの用途や環境に合わせた塗料の選定や工法の提案を行ってきました。薬品工場のように耐薬品性や衛生面が求められる環境でも、それぞれの条件に応じた施工が可能です。用途に応じた判断を重ねることで、塗料の性能をより引き出せる仕上がりにつなげています。
- 下地処理から自社施工で対応
下地処理は塗床工事の仕上がりを大きく左右します。施工に入る前には、下地の状態を確認し、必要に応じて研削や補修を行います。塗料の密着性を高めるためにも、下地に合わせた対応が不可欠です。すべての作業を完結させているため、工程の一つひとつに責任を持って対応しています。
- 代表自ら現場に立つ安心対応
現地調査や打ち合わせには、代表が直接立ち会い、細かな点もその場で確認しています。現場の状況を正確に把握しながら、塗料の選定や工事スケジュールについて具体的にご説明しています。施工後の仕上がりに納得いただけるよう、事前の準備段階から丁寧に対応しています。
◼︎まとめ
薬品工場の床材には、薬品への耐性はもちろん、日常の荷重や衝撃に耐えられる強度、安全性、清掃性など、さまざまな機能が求められます。用途に合わない床材を選んでしまうと、早期の劣化や事故のリスクが高まり、設備全体の管理にも影響が出る可能性があります。
施工時には、床材そのものだけでなく、塗料が本来の性能を発揮するための下地処理も重要です。見た目にはわからない下地の状態が原因で、剥がれや膨れといったトラブルにつながることもあるため、施工前の工程にこそ丁寧さが求められます。
株式会社レジンテクニカでは、下地処理から仕上げまでを自社で一貫して行い、現場の条件に合わせた最適な施工を心がけています。現地調査には代表自ら足を運び、環境や用途に合った塗料・工法を丁寧にご提案しています。
施工後のアフターフォローにも対応し、安心して使い続けられる床づくりをお手伝いしています。まずはお気軽にご相談ください。
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2025.10.10
用途に応じた選び方とは?床仕上げの種類を...
工場や倉庫、店舗など、施設の床は日々の使用に耐える機能性が求められます。一見すると同じように見える床でも、使われる環境や目的によって最適な仕上げの種類は異なり、間違った選び方をしてしまうと早期劣化や安全面の問題が生じることもあります。
また、耐久性や防滑性、衛生面などの条件を満たすためには、仕上げ材だけでなく、土台となる下地の状態にも十分な注意が必要です。見た目や素材だけで判断してしまうと、施工後にトラブルが発生する原因にもなりかねません。
この記事では、床仕上げの主な種類やそれぞれの特徴、使用目的に合わせた選び方について詳しく解説します。あわせて、工事の質を左右する下地処理の重要性についても触れていきますので、床の改修や新設を検討している方はぜひ参考にしてください。
◼︎床仕上げの種類ごとの特徴を押さえた工事対応
床仕上げにはさまざまな種類があり、現場の用途や環境条件によって適切な素材や工法を選ぶことが重要です。それぞれの特徴を把握していないと、使用中に思わぬ不具合が起きたり、早期の再施工が必要になることもあります。現場の目的や使用状況を正しく理解し、最適な床仕上げを選ぶことで、長く安心して使える環境が整います。
- 工場・倉庫に適した耐久性の高い床仕上げ
フォークリフトや台車などの車両が頻繁に出入りする工場や倉庫では、耐摩耗性・耐荷重性が高い塗料が求められます。床がすり減りやすい場所では、衝撃にも強いエポキシ系や耐摩耗性能に優れた樹脂を使った仕上げが効果的です。荷物の移動や機械の稼働による負担に耐える施工が求められます。
- 厨房には防滑性と衛生面を両立した仕上げが必要
水や油が飛びやすい厨房では、防滑性や耐熱水性に加え、清掃のしやすさも重要です。水性硬質ウレタンなどの抗菌・防臭性能を備えた素材を用いることで、衛生的で管理しやすい環境が整います。安全性を確保しながら、従業員の作業効率も支える床づくりが求められます。
- 店舗床は短工期と意匠性が求められる
店舗では営業との兼ね合いから、限られた時間での施工が必要になることが多くあります。また、見た目の印象も重視されるため、仕上がりの美しさや色合いにも配慮が必要です。短時間で硬化する塗料を使用し、デザイン性と施工スピードの両方を実現できる工法が選ばれます。
- 駐車場には耐摩耗性と防水性のある仕上げが効果的
屋外にある駐車場は、車両の出入りによって負荷がかかるうえ、雨水の影響も受けやすい場所です。そのため、高い耐久性に加えて、防水性も備えた塗料が適しています。滑りにくく、タイヤの摩耗にも耐えられる床仕上げを行うことで、長期的な安全性と保全が可能になります。
- 冷凍・冷蔵設備には低温環境に対応した床材を選ぶ
冷凍庫や冷蔵庫内では、温度変化が激しく、一般的な床材ではひび割れや剥がれが生じやすくなります。こうした環境では、低温でも硬化可能なMMA樹脂などを使用することで、耐久性と安全性を確保できます。温度差への耐性に加え、短時間で硬化する性質があるため、業務を止めずに工事を進めることも可能です。
◼︎床仕上げに使用される主な塗料の種類と特徴
塗床工事に使われる塗料には、用途や環境に応じたさまざまな種類があります。それぞれの塗料には特徴があり、適した場所に使うことで、仕上がりの耐久性や安全性、清掃性などが大きく変わってきます。
- エポキシ系塗料:耐衝撃性と密着性に優れる
エポキシ塗料は、強い衝撃や摩耗に強く、工場や自動車整備場などで多く使用されています。下地との密着性にも優れており、長期間にわたって安定した性能を維持しやすいことが特長です。塗膜がしっかりとしているため、荷重のかかる場所にもおすすめです。
- MMA樹脂:硬化が非常に速く低温にも対応
MMA(メチルメタクリレート)樹脂は、硬化速度が非常に速く、施工後わずか1〜2時間で歩行が可能になる塗料です。低温下でも施工できるため、冷凍・冷蔵設備内や冬期の工事にも対応しやすく、作業時間を短縮したい現場におすすめです。
- 水性硬質ウレタン:抗菌・防臭性が高く厨房に適している
水性硬質ウレタンは、においが少なく耐熱水性や防滑性にも優れているため、厨房や食品工場などで多く採用されています。抗菌性があるため衛生管理が求められる現場にも向いており、清掃のしやすさも利点のひとつです。
- 耐薬品・耐菌性塗料:薬品や微生物への耐性が求められる現場に
薬品や洗剤などを頻繁に使用する作業エリアでは、薬品に強い性能を持つ塗料が欠かせません。また、クリーンルームや研究施設では抗菌性も重要視されます。これらの塗料は、劣化を防ぎながら、衛生環境の維持に貢献します。
- アクリル系塗料:発塵防止や歩行性を高める
アクリル塗料は、塗布面から発生する細かな粉じんを抑える効果があり、機械室や通路などで使用されています。塗膜が薄くても効果を発揮しやすく、比較的短時間で施工が完了する点も魅力です。翌日には歩行可能なものもあり、使い勝手の良さが支持されています。
◼︎床仕上げにおける下地処理の重要性
塗床工事の品質は、仕上げ材だけで決まるものではありません。仕上がりを美しく、そして長持ちさせるためには、その下にある下地の状態が非常に大きな影響を与えます。どれだけ高性能な塗料を使用しても、下地に不備があるままでは、剥がれや浮きといったトラブルが起こる可能性が高まります。
- 仕上げ材の性能を発揮するための下地づくり
塗料の密着性や耐久性を十分に引き出すには、下地との相性が重要です。凹凸が多かったり、汚れや油分が残っていたりすると、せっかくの塗装も定着しにくくなります。適切な処理を行うことで、塗料本来の性能を安定して発揮できる状態になります。
- 下地のひび割れや浮きが仕上がりに与える影響
ひび割れや浮きがあるまま塗装を進めてしまうと、表面が均一に仕上がらないばかりか、施工後すぐに不具合が生じる原因になります。これにより再施工が必要になることもあるため、事前の確認と補修が欠かせません。
- 使用環境に応じた下地処理方法の選定
湿気の多い環境や車両が通る場所など、使用状況によって下地処理の方法も変わってきます。現場の条件を把握したうえで、適した工法や使用機材を選ぶことで、施工後のトラブルを防ぎやすくなります。
- 研磨・研削による下地調整で仕上げの精度を高める
コンクリート面の凹凸や古い塗膜の残りを除去するためには、研磨や研削といった作業が有効です。専用の機械を使用して表面を整えることで、塗料が均一に乗りやすくなり、美観や耐久性の面でも仕上がりに差が出ます。最終的な完成度を左右する作業として、重要視されています。
◼︎用途に応じた床仕上げの選び方のポイント
床仕上げを選ぶ際には、見た目だけでなく、使用する場所の条件や目的に合わせて適した性能を持つ塗料や施工方法を選ぶことが重要です。見合わない仕上げを選んでしまうと、トラブルの原因になることもあります。
- 使用目的と歩行・車両の頻度を考慮する
まず確認したいのは、床がどのように使われるかという点です。人だけが通る場所と、台車やフォークリフトなどの車両が頻繁に通過する場所とでは、求められる耐久性が異なります。負荷が大きい場所では、塗膜の強さや下地の仕上がりも重視する必要があります。
- 衛生管理や防滑性が求められるかを確認
食品工場や厨房などでは、床が常に清潔に保たれることが求められます。抗菌性や洗浄のしやすさに加えて、転倒防止のための防滑性も重要な要素です。水や油が多く使われる現場では、滑りにくい表面仕上げを選ぶことで、作業中の安全性も向上します。
- 熱・水・薬品などの影響を受けやすいかを見極める
高温の蒸気、水分、薬品などが床に触れるような環境では、それらに耐えられる性能を持つ塗料を選ぶ必要があります。耐熱性や耐薬品性に配慮することで、床の劣化を防ぎ、安心して使える状態を保ちやすくなります。
- メンテナンス性や耐久性も視野に入れる
長く使い続ける場所ほど、日々の手入れのしやすさや塗膜の持ちも重要になります。例えば、掃除のしやすさを重視するなら、表面が滑らかで汚れが付きにくい仕上げが向いています。一方で、物理的な衝撃が加わりやすい場所では、摩耗に強い素材を選ぶことが、長期的な安定につながります。
◼︎段差や劣化などの問題にも柔軟に対応
塗床工事では新設や改修だけでなく、床面の段差や劣化といった現場特有の問題に対応することも大切です。日々の使用で生じる傷みや変化は、作業効率の低下や安全性の低下にもつながるため、早めの対応が求められます。
- 工場・倉庫に多い段差の発生と補修の必要性
車両の通行や重量物の荷下ろしが繰り返される現場では、コンクリートやアスファルトの床が徐々に変形し、小さな段差が生じることがあります。これをそのままにしておくと、人のつまずきや機器の破損などにつながる恐れがあります。段差が見つかった時点での補修が、安全と作業効率の両面で重要です。
- 樹脂を使った段差解消で短時間施工を実現
補修には、強度と速乾性のある樹脂を用いることで、施工時間を短縮できます。従来のモルタルなどに比べて早く硬化するため、現場の稼働を止めずに工事を進められるという利点があります。段差の大きさや場所に応じた調整も可能で、さまざまな現場に対応しやすい施工方法です。
- 段差放置によるリスクと早期対応の重要性
段差は見た目以上に現場の安全性に影響を与えることがあります。床の段差が原因で商品に傷がついたり、作業中の転倒につながる可能性もあるため、小さな異変でも見逃さないことが大切です。早めに補修を行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
◼︎株式会社レジンテクニカの床仕上げ工事の特徴
床工事は、仕上げ材の選定だけでなく、下地の状態や施工方法も仕上がりに大きく影響します。現場ごとの用途や条件に応じた施工を行うことを重視し、素材選びから作業工程に至るまで一つひとつ丁寧に対応しています。塗床を専門として長年携わってきた経験を活かし、機能性と耐久性を備えた床面の仕上げを目指しています。
- 用途に応じた塗料選定と現場ごとの工法提案
取り扱う塗料には、耐摩耗性・耐薬品性・防滑性など、それぞれ異なる特長があります。用途に合わせた性能を見極め、必要な条件を満たす塗料を選び、現場ごとに適した施工方法をご提案しています。厨房や工場、駐車場など、多様な施設での施工経験があります。
- 短期間で仕上がる工事体制
これまでの経験をもとに、限られた時間内で質の高い施工を行う体制を整えてきました。条件によっては、半日程度での作業完了が可能な場合もあります。作業中も施設の稼働への影響をできる限り抑えることを意識しながら、段取りよく進めています。
- 下地処理から施工まで自社一貫対応
仕上げの品質を高めるには、事前の下地処理が欠かせません。現場の状態を見極めながら、研磨・斫り・補修といった下準備もすべて自ら対応しています。こうした工程を重ねることで、塗料の密着性や耐久性を高めることにつながります。
- 20年以上の実績と専門的な床施工ノウハウ
床工事に長く関わる中で、さまざまな施設・業種での施工に携わってきました。現場ごとに異なる条件に応じた対応を行いながら、素材の扱いや仕上げ方にも工夫を重ねています。床専門の工事を手がけてきた経験が、安定した仕上がりを支えています。
◼︎まとめ
床仕上げは、見た目の美しさだけでなく、用途や環境に合わせた機能性を備えることが大切です。耐久性や衛生面、安全性など、それぞれの現場に必要な性能を明確にし、それに合った塗料と施工方法を選ぶことで、長く安心して使える床につながります。
とくに、床材の性能を十分に発揮させるためには、仕上げ前の下地処理が欠かせません。塗装や塗床工事は表面だけに目が向きがちですが、下地が不安定なままでは仕上がりも不安定になります。だからこそ、下地から丁寧に施工することを大切にしています。
株式会社レジンテクニカでは、塗床工事を専門に20年以上の実績を積み重ね、下地の状態や使用環境に合わせた工事を一貫して行っております。工場・倉庫・厨房・店舗など、さまざまな現場に対応可能です。
お気軽にご相談ください。
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2025.10.06
安全性と衛生面を両立!厨房床の防水に必要...
厨房の床は毎日大量の水や油、熱などにさらされる環境にあります。そのため、ひび割れや劣化、カビの発生といったトラブルが起こりやすく、衛生面や安全性への影響が心配される方も多いのではないでしょうか。特に食品工場や飲食店では、衛生管理が厳しく求められるため、床の防水対策は欠かせません。
しかし、いざ厨房床の防水工事を検討すると、どんな準備が必要なのか、どこに注意すべきか分からず不安になることもあるかもしれません。床材の選び方や工事の流れ、施工後の管理まで、事前に知っておきたい情報は意外と多いものです。
この記事では、厨房床の防水に必要な準備や注意点についてわかりやすく解説します。
■ 厨房床に防水が求められる理由とは
厨房の床は日常的にさまざまな負担を受け続けています。水や油、熱、洗剤などが頻繁に使われるため、床材が劣化しやすく、滑りやすさや衛生面への影響が懸念されます。こうした環境でも、安心して作業を進めるには、防水性を備えた床の整備が欠かせません。
- 水や熱水の常時使用による劣化リスク
厨房では、食材や器具の洗浄で大量の水やお湯が床にかかることがよくあります。そのまま放置すると、床の内部に水分が入り込み、時間の経過とともにひび割れや浮きが発生しやすくなります。湿気がこもることで、カビや臭いの原因になることもあるため、初期からの対処が大切です。
- 食品衛生管理の観点からの必要性
食の安全を守る現場では、衛生的な環境づくりが求められます。水が染み込むような床では、雑菌が繁殖しやすくなり、清掃も難しくなります。防水性のある床は、汚れが付きにくく拭き取りやすいため、日々の衛生管理がしやすくなります。
- 滑りやすさによる安全面の課題
調理中に床が濡れることは避けられませんが、その状態が続くと、従業員の転倒につながるおそれがあります。作業中に動きが多い厨房では、わずかな滑りでも事故の原因になりかねません。防水とあわせて滑りにくい仕上げにすることで、安全性の向上が期待できます。
- 長期的なメンテナンスコストの抑制
防水性のない床は劣化が早く、何度も補修が必要になることがあります。一方、適切な防水工事を行っておけば、床の耐久性が向上し、修繕の頻度を抑えることができます。結果として、長い目で見た維持費の軽減にもつながります。
■ 厨房床の防水工事を行う前に知っておきたい準備
防水工事は施工後の仕上がりだけでなく、事前の準備がとても重要です。特に厨房のように日常的に使われる場所では、計画的な準備が不十分だと工事が予定通りに進まないこともあります。スムーズな作業と良好な仕上がりのために、施工前に押さえておきたいポイントがあります。
- 使用環境に合った防水性能の把握
まず、厨房で扱われる水の量や温度、油分などの影響を確認することが大切です。施工場所の条件によって、必要とされる防水性能も変わってきます。床がどのような状況で使われるのかを把握することで、適した材料や施工方法を選びやすくなります。
- 営業スケジュールとの調整
厨房が日常的に使用されている場合、工事中の休業や使用制限についてあらかじめ調整が必要です。時間に余裕を持って計画を立てておくと、営業への影響を抑えながら工事を進めることができます。夜間や休日を活用することで、業務への支障を最小限にとどめることも可能です。
- 施工対象の状態確認と記録
工事を始める前に、現在の床の状態を正確に確認しておくことは欠かせません。汚れ、ひび割れ、剥がれなどの有無をチェックし、必要があれば写真に記録を残しておくと、施工内容のすり合わせがスムーズになります。小さな不具合も見落とさず、事前に共有しておくと安心です。
- 使用中の厨房機器の移動計画
床全体を施工する場合、作業エリアに置かれている厨房機器や什器を一時的に移動する必要があります。重量物の移動には時間がかかることもあるため、余裕をもって準備しておくと当日のトラブルを避けやすくなります。また、移動後の配置を明確にしておくことで、復旧作業もスムーズに行えます。
■ 下地処理の重要性とその内容
床の防水工事では、塗る前の下準備が仕上がりを大きく左右します。作業自体は目に見えにくい工程ですが、ここを丁寧に行うかどうかで、防水性能の持続性や仕上がりのきれいさが変わってきます。長く安心して使える厨房床にするために、下地処理は欠かせない要素です。
- なぜ下地処理が防水性に影響するのか
防水材がしっかり機能するためには、床と塗料の密着が安定していることが重要です。汚れや湿気が残ったまま塗装をすると、剥がれや浮きが発生しやすくなります。下地を整えておくことで、塗料本来の効果を活かすことができ、トラブルの起きにくい床に仕上がります。
- 既存床材の撤去と研磨の役割
古い床材や塗膜が残っている場合は、それを取り除いてから作業を始める必要があります。その際、表面を専用の機械で研磨し、滑らかで均一な状態に整えることで、防水材がしっかりと密着しやすくなります。こうした前段階の作業が、耐久性を左右することもあります。
- 乾燥状態の管理と影響
水分が残った状態で塗装すると、施工後に膨れやはがれが起きることがあります。特に厨房のような湿気の多い環境では、床の乾き具合を慎重に確認しながら作業を進めることが大切です。短時間で終わらせるよりも、適切な乾燥を待つことが仕上がりに影響します。
- 不陸調整とクラック補修の必要性
床にわずかな傾きやひび割れがあると、防水材の厚みが均一にならず、仕上がりが不安定になることがあります。段差や割れ目を事前に補修しておくことで、防水材がしっかりと行き渡り、見た目も滑らかになります。こうした地道な作業が、仕上がりの差につながります。
■ 厨房床の防水に使われる代表的な塗料と特徴
厨房の床には、用途や使用環境に応じた防水性能が求められます。湿気や油分、熱水の影響を受けやすいため、それぞれの条件に適した塗料を選ぶことが大切です。
- 水性硬質ウレタンの特性
においや煙が発生しにくい水性タイプの塗料で、厨房などの屋内施設に向いています。耐熱水性に優れているため、熱湯を使用する作業が多い場所でも安心して使えます。また、抗菌性を持つ製品もあり、衛生面を重視する施設での使用にもおすすめです。
- MMA樹脂の特徴と適用シーン
乾燥が早く、短時間で作業が終わる点が大きな特長です。たとえば、冷蔵室や冷凍庫のように低温環境での施工にも対応でき、営業を止められない場所での使用に向いています。においが出やすいため、換気が十分に取れる環境での使用が推奨されます。
- エポキシ樹脂の耐久性と注意点
耐摩耗性や耐薬品性が高く、長く使いたい場所に適しています。ただし、衝撃が加わると割れが起こることがあるため、重いものを頻繁に移動させる場所では注意が必要です。用途に応じて厚みを調整することで、耐久性を高めることも可能です。
- 耐熱・耐水・抗菌性能の違い
塗料ごとに強みとする性能が異なり、すべてを兼ね備えたものは多くありません。たとえば、耐熱性に優れた塗料は、高温の水に触れる機会が多い厨房で効果を発揮します。一方、抗菌性を重視するなら、衛生面に配慮された製品がおすすめです。現場の環境を正しく理解することが、塗料選びには欠かせません。
■ 防水施工時の注意点と施工後の管理
厨房床の防水工事では、施工そのものだけでなく、周辺の環境や施工後の取り扱いにも注意が必要です。きれいに仕上がった床を長く使い続けるためには、工事前後の管理も含めて丁寧に進めていくことが大切です。
- 施工環境の温度や湿度への配慮
塗料は気温や湿度の影響を受けやすいため、環境が整っていないと、仕上がりに差が出ることがあります。特に湿度が高い梅雨時や寒さの厳しい季節は、塗料の乾きが不安定になることがあるため、施工時期を慎重に選ぶことが求められます。
- 施工中の通行制限と安全確保
作業中の通行は最小限に抑えることで、トラブルを防ぎやすくなります。うっかり踏み込んでしまうと、塗膜が乱れたり、やり直しが必要になる場合もあります。事前に動線を整理し、立ち入りを避ける工夫があると、現場も落ち着いて進行しやすくなります。
- 硬化後の清掃・使用再開のタイミング
見た目が乾いていても、内部までしっかり固まるまでには時間がかかります。早く使用を始めてしまうと、防水層に負荷がかかりやすくなり、耐久性に影響が出ることもあります。施工業者の指示を守り、十分な乾燥時間を確保することが重要です。
- 定期的な点検と劣化サインの見極め
長く使っていると、表面の色あせや摩耗、細かなひび割れが現れることがあります。見た目では問題がなさそうでも、内部の劣化が進んでいることもあるため、定期的な確認が欠かせません。気になる箇所があれば、早めに相談しておくと安心です。
■ 厨房床の防水施工における株式会社レジンテクニカの対応
厨房の床は日々水や油にさらされるため、防水性だけでなく、清掃のしやすさや耐久性も求められます。こうした環境に対応するために、使用する材料や施工方法には慎重に配慮しています。日常の業務に支障が出にくく、長く使える仕上がりを目指しています。
- 自社施工による下地処理の丁寧さ
すべての工程を自ら行うことで、下地処理にも一つひとつ丁寧に取り組んでいます。塗布前の研磨や清掃、ひび割れの補修といった基礎的な作業を丁寧に進めることで、防水層との密着を高め、施工後の安定した状態を保ちやすくしています。
- 厨房に適した塗料選定と短工期対応
厨房では、熱や水、洗剤などの影響を受けやすいため、用途に応じた塗料を使い分けています。それぞれの環境に適したものを選ぶことで、仕上がりの品質を維持しやすくしています。また、営業中の影響をなるべく抑えるよう、限られた時間内での施工にも対応しています。
- 食品工場や店舗での施工実績
これまでに多くの厨房やバックヤードでの施工に携わってきました。現場の動線や設備配置を確認しながら、清掃性と安全性の両立を意識した施工を心がけています。それぞれの環境に合わせて柔軟に対応するよう努めています。
- 現場状況に応じた柔軟な対応力
事前の打ち合わせや現地の確認を丁寧に行い、現場の状況を踏まえた準備を行っています。施工当日に調整が必要になる場合もありますが、その場の状況を見ながら落ち着いて対応できるよう、常に工夫を重ねています。
■ まとめ
厨房の床では、常に水や油、熱の影響を受けるため、防水性や清掃のしやすさが重要なポイントとなります。安全性や衛生面を保つためにも、下地処理から塗料の選定、施工後の管理までを丁寧に行うことが求められます。
防水工事は、一度施工すればそれで終わりではなく、使用環境に応じた配慮や定期的な確認を続けることが、長く安心して使える厨房づくりにつながります。耐久性や仕上がりに差が出るからこそ、基礎からの施工体制が整った業者への依頼が安心です。
株式会社レジンテクニカでは、厨房の使用状況をしっかりと確認したうえで、適した塗料や工法をご提案しています。下地処理を含め、すべての工程を一貫して対応しており、ご要望やご不安に対しても丁寧にご対応します。
ぜひ一度ご相談ください。
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