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使い勝手を考えた塗床工事
株式会社レジンテクニカは名古屋市を中心に塗床工事、段差解消工事、床面研削・研磨工事を行っています。
工場や倉庫、店舗、住宅など、建物の種類を問わず、その用途に応じて最適な塗料、工法をご提案いたします。
As flooring construction professionals, we meet our customers' expectations.
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2025.08.26
床から始める衛生管理!厨房に導入すべき抗...
飲食店や食品加工施設の衛生管理において、厨房の床は見過ごされがちな存在かもしれません。しかし実際には、床は水や油、熱、洗剤などに常にさらされており、細菌やカビが繁殖しやすい環境のひとつです。「何度掃除しても床がぬめる」「すぐに黒ずんでしまう」「滑って危ない」といった声も、厨房の現場ではよく聞かれます。
そんな悩みを解消する手段として注目されているのが、抗菌性を備えた塗床材による「抗菌床」です。本記事では、抗菌床が厨房にもたらす具体的な効果や導入のメリット、施工時に押さえておきたいポイントなどを詳しく解説します。衛生的で安心できる厨房環境づくりを目指している方は、ぜひ参考にしてください。
■ 厨房に抗菌床が求められる理由
衛生管理が厳しく求められる厨房において、床の状態は食材や器具と同じくらい重要なポイントです。調理中に発生する水分、油分、熱気、洗剤などが床に溜まると、菌やカビが繁殖しやすい環境ができあがってしまいます。床の素材や施工方法によっては、毎日清掃していても十分な衛生管理が保てないこともあり、より高機能な床材へのニーズが高まっています。
- 衛生管理が求められる現場特有の課題
厨房は調理・洗浄・配膳・清掃など多様な作業が集中する場所であり、常に衛生状態が維持されていることが求められます。床に付着した油や水は、すぐに処理しないと雑菌やカビの温床となり、衛生面に悪影響を及ぼします。定期的な清掃だけでは限界があるため、そもそも菌が増殖しにくい床環境を整えることが重要です。
- 細菌やカビの繁殖を防ぐ床の役割
抗菌床に使用される塗料には、菌の増殖を抑える成分が含まれており、菌が床面に長くとどまりにくくなります。これにより、清掃の効果が持続しやすくなり、厨房内の衛生水準を保つ助けとなります。とくに気温や湿度の高い夏場でも、抗菌床であれば菌の繁殖を最小限に抑えられるのが大きな利点です。
- 水や熱にさらされる過酷な環境への対応
調理に使用する水や熱湯、洗剤などが日常的に床にこぼれる厨房では、一般的な塗床材では変色や剥がれが起こりやすくなります。抗菌性能を備えた専用の床材は、耐熱性・耐水性にも優れており、長期間にわたって安定した性能を維持します。床材の劣化が防げれば、結果的に補修頻度も減らせてコスト削減にもつながります。
- 転倒リスクを減らす防滑性の重要性
床が滑りやすいと、作業中の転倒事故につながる危険があります。抗菌床には防滑性に優れた仕上げが施されているものが多く、水や油がこぼれてもグリップ力を維持できる点が特徴です。滑りにくい床にすることで、作業中の安全性が高まり、従業員のケガや事故のリスクを減らすことができます。
■ 抗菌床に使われる塗床材の種類と特徴
厨房のような過酷な環境に適した抗菌床には、素材ごとに異なる性能を持った塗床材が使われます。衛生面の確保はもちろん、耐久性や防滑性、耐熱性といった要素も踏まえて素材を選ぶことで、より安全で長持ちする床環境を実現できます。
- 水性硬質ウレタンの特長
無臭で扱いやすく、耐熱水性・耐久性に優れている水性硬質ウレタンは、厨房床に適した塗床材のひとつです。抗菌性を備えたタイプも多く、熱湯や洗剤が頻繁に使用される場所でも性能を安定して発揮します。乾燥も比較的早く、施工後の復旧時間が短いことから、営業を止めにくい厨房にとって導入しやすい材料です。
- 耐薬品床とその用途
洗剤や消毒液など、さまざまな薬品にさらされる厨房では、薬品への耐性がある床材も求められます。耐薬品性の高い塗床材は、化学成分による変色や腐食を防ぎ、長期間にわたり床の機能と見た目を維持します。特に洗浄作業の多い施設では、このような耐薬品床の使用が効果的です。
- 耐菌床の仕組みと効果
耐菌床には、抗菌剤を配合した塗料が使用されています。この抗菌剤が床面に付着した菌の活動を抑制し、繁殖しにくい環境を作ります。細菌やカビに対する対策が施されているため、食中毒や衛生上のトラブルを未然に防ぐ効果が期待できます。また、目に見えないレベルでの衛生管理が実現できるのも利点です。
- 用途に応じた素材の使い分け
厨房の床といっても、調理エリア、洗浄エリア、配膳エリアなどで求められる性能は異なります。例えば熱や油に強い素材を調理スペースに、防滑性の高い素材を洗浄エリアに選ぶなど、場所ごとの条件に合わせて素材を使い分けることで、トラブルの少ない床に仕上がります。用途と素材の相性を見極めることが、耐久性と衛生性を両立させるためのカギです。
■ 厨房床におけるよくあるトラブルと原因
厨房の床は常に過酷な条件にさらされているため、適切な材料や施工がなされていない場合、さまざまなトラブルが発生します。こうした問題は衛生面の悪化だけでなく、安全性の低下や設備の劣化にもつながるため、日頃から注意が必要です。
- ひび割れや剥がれの発生
床に発生するひび割れや塗膜の剥がれは、熱や水分による膨張・収縮、または下地処理不足によって起こることが多いです。厨房では熱湯や冷水を繰り返し使用するため、温度差により床材が伸縮し、負荷がかかり続けます。これにより塗膜が弱まり、表面が割れたり剥がれたりしてしまいます。
- 水たまりやぬめりによる転倒
床に傾斜がついていなかったり、排水が不十分だったりすると、水が流れずに床にたまってしまいます。その結果、ぬめりが発生し、従業員が足を滑らせるリスクが高まります。滑りやすい床材や経年劣化によって防滑性が低下している床も、転倒の原因となります。
- 排水口まわりの劣化
排水口付近は水や汚れが集中しやすく、劣化が早く進行しやすい箇所です。特に隙間から水分が下地に浸透すると、床材の浮きやはがれが起き、周辺の床面にも悪影響を与えることがあります。排水口まわりの施工が甘いと、カビや悪臭の原因にもなります。
- 衛生基準に満たない素材の使用
施工時にコストを抑えるため、安価な床材を使用してしまうと、耐熱性や抗菌性が不足し、厨房の使用条件に合わないことがあります。そうした素材では、すぐに劣化が始まり、ひび割れや汚れの定着、菌の繁殖などが起こりやすくなります。衛生基準を満たさない床材の選定は、長期的に見ると逆にコストと手間がかかる結果につながります。
■ 抗菌床に期待できる効果とは
厨房に抗菌床を導入することで、見た目の改善だけでなく、作業環境の質そのものが大きく向上します。抗菌性だけに限らず、清掃のしやすさや安全性、美観の維持といった多くの効果が期待でき、衛生管理における基盤づくりとして非常に有効です。
- 菌の繁殖を抑えた衛生的な環境づくり
抗菌剤が含まれた塗床材を使用することで、菌やカビの増殖が抑制され、厨房内の空間全体の衛生レベルが向上します。目に見えない部分での細菌の繁殖を防ぐことで、調理器具や食材への影響を最小限に抑えることができ、結果として食中毒などのリスク低減にもつながります。
- 日々の清掃が簡単になる理由
床面が滑らかで防汚性が高いため、食材のカスや油、洗剤などがこびりつきにくく、通常のモップがけや水洗いでも汚れが落としやすくなります。時間をかけずに清掃できることで、作業の手間が減り、スタッフの負担軽減にもつながります。さらに、清掃が行き届きやすくなることで、清潔な状態が長続きします。
- 厨房スタッフの安全性向上
滑りにくい仕上げが施されている抗菌床では、水や油が落ちてもグリップ力が保たれるため、滑って転倒する事故の予防にも効果的です。安心して作業ができる環境は、従業員の集中力や作業効率を高める要素にもなります。特に調理中に素早い動きが求められる厨房では、安全性が確保されているかどうかが非常に重要です。
- 施設全体の印象を良くする美観維持
厨房の床が清潔に保たれていると、外部からの視察や点検時にも好印象を与えることができます。抗菌床は耐久性や色あせに強く、経年劣化による見た目の変化も起きにくいため、美観の維持にもつながります。厨房全体が整っている印象を与えることは、スタッフの意識向上や衛生意識の定着にも貢献します。
■ 抗菌床施工時に確認すべきポイント
厨房に抗菌床を導入する際は、素材や性能だけでなく、施工内容やその後の使用環境まで視野に入れた確認が欠かせません。適切な施工が行われていなければ、せっかくの抗菌性能が十分に発揮されず、早期劣化や安全性の低下を招く可能性もあります。
- 厨房の使用条件に合った素材選定
どれほど高性能な床材であっても、使用環境に合っていなければ効果は半減してしまいます。たとえば熱湯や油が頻繁に使われるエリアには、耐熱性・耐油性に優れた素材を選ぶ必要があります。厨房内の作業内容や温度・湿度の傾向を事前に把握し、それに適した塗床材を選ぶことが重要です。
- 施工前の下地処理の有無
床材の性能を最大限に引き出すには、下地の状態が整っていることが前提となります。ひび割れや浮き、油の染み込みなどがある床には、研削・研磨を含む適切な下地処理が必要です。下地処理を省略した場合、塗床材がしっかりと密着せず、施工後すぐに剥がれたり浮いたりするトラブルの原因になります。
- 硬化時間と使用再開のタイミング
抗菌床に使われる塗料は、種類によって硬化時間が異なります。早ければ数時間で歩行可能になる素材もありますが、荷重をかけるにはさらに時間を置く必要がある場合もあります。営業を再開するタイミングや他の作業との兼ね合いを考慮し、無理のないスケジュールを立てておくことが大切です。
- 使用後のメンテナンス体制
施工後も清潔な状態を保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。施工業者がアフターサポートを提供しているか、補修や点検の相談がしやすいかどうかも事前に確認しておくと安心です。また、清掃方法や注意点など、床材に適したメンテナンスの指導を受けることで、より長く性能を保てるようになります。
■ 下地処理が厨房床の耐久性を左右する理由
厨房の床工事において、仕上がりの見た目以上に大切なのが下地処理の質です。塗床材の性能を最大限に発揮させるためには、塗布前の段階で床面をどれだけ整えられているかが重要になります。とくに水・油・熱といった厳しい条件が重なる厨房では、少しの処理不足が劣化や剥がれの原因になりやすく、慎重な対応が求められます。
- 湿気や油分の残留による密着不良
施工前の床面に湿気が残っていたり、油分が染み込んでいたりすると、塗床材がうまく密着せず、短期間で浮きや剥がれを引き起こすことがあります。厨房は水や油を頻繁に使用するため、見た目では乾いているように見えても、内部に水分が残っていることも少なくありません。しっかりと乾燥・脱脂を行うことが、施工の基本です。
- 研削・研磨による接着面の最適化
専用の機材を用いて床表面を研削・研磨することで、塗床材がしっかりと定着する状態が整います。この作業によって古い塗膜や汚れを除去し、適度なザラつきをつけることで、塗料が床に食い込むように密着します。表面が滑らかすぎる状態では、どんなに高性能な塗料でも耐久性を確保することが難しくなります。
- 下地処理不足による早期の劣化事例
適切な処理が行われていない場合、施工後まもなく床の不具合が表面化することがあります。厨房では熱や湿気、油分といった外的要因が常に床を刺激するため、処理不足の影響がすぐに現れやすいのです。実際に「施工から数ヶ月で再施工が必要になった」といった例も存在し、下地処理の重要性を再認識させられます。
- 厨房特有の条件に応じた下地処理の重要性
現場ごとに環境が異なるため、厨房では一律の施工方法ではなく、条件に応じた下地処理が必要になります。たとえば油の染み込みがひどい場所では、標準的な処理では不十分で、複数回の脱脂や特殊な処理が求められる場合もあります。厨房床を長持ちさせるには、状況を見極めたうえでの丁寧な処理が不可欠です。
■ 株式会社レジンテクニカの抗菌床施工の特長
厨房に最適な床づくりを実現するためには、現場の状況を正確に把握し、用途に合った素材と施工方法を選定することが重要です。株式会社レジンテクニカでは、厨房環境に特化した抗菌床の施工を多数行っており、経験と専門性を活かした対応で、多くの現場から高い評価を受けています。すべての工程を自社で担うことで、安定した品質と柔軟な対応が可能です。
- 厨房環境に最適な塗料と工法の提案
飲食施設や食品工場など、厨房では高温・多湿・油分といった厳しい条件が常に存在します。これらに対応できるよう、レジンテクニカでは耐久性・防滑性・抗菌性を兼ね備えた塗料を選定し、各現場の用途や動線に合わせた工法を提案しています。床の使い勝手まで考慮された仕上がりが特徴です。
- 自社施工による高い施工品質
すべての作業を自社で一貫対応しているため、現場ごとの調整や細かな依頼にもスムーズに対応できます。打ち合わせ段階から現地を確認し、施工内容を明確に説明したうえで、工程管理から仕上げまでを責任をもって行います。外注を挟まないため、品質のばらつきがなく、信頼性の高い施工が実現します。
- 下地処理から丁寧に対応
施工後の耐久性や美観を左右する下地処理においても、丁寧な対応を徹底しています。専用機械による研磨や油分除去など、厨房特有の汚れや湿気を考慮した下地調整を実施。下処理が万全に整っていることで、塗料の密着性が高まり、長く安心して使用できる床に仕上がります。
- 短時間施工で営業への影響を最小限に
業務を止める時間が限られる厨房現場では、スピード施工が欠かせません。レジンテクニカでは、速乾性に優れた塗床材を使用することで、わずか半日〜1日で作業が完了する場合もあります。夜間や休業日での工事にも対応しており、営業スケジュールに配慮した柔軟な対応が可能です。
■ まとめ
厨房の衛生管理を考えるうえで、床は見落としがちなポイントになりがちですが、実際には食材や器具と同じくらい重要な衛生の土台です。水・油・熱など過酷な条件が常に重なる厨房環境では、床の状態次第で菌の繁殖や転倒リスクが高まることもあり、適切な床材の選定と確かな施工が欠かせません。
抗菌床は、清掃のしやすさや安全性の向上といった効果だけでなく、菌の増殖を抑えることで全体の衛生レベルを高め、調理現場の安心にもつながります。さらに防滑性・耐熱性・耐薬品性などを備えた塗床材を選ぶことで、厨房特有の課題にも柔軟に対応することができます。
株式会社レジンテクニカでは、厨房の使用状況に合わせて最適な塗床材と施工方法をご提案しています。下地処理から施工、仕上げまで自社で一貫対応しているため、品質の安定はもちろん、スピーディーな施工にも対応可能です。飲食施設や食品加工場の床環境にお悩みの際は、ぜひ一度ご相談ください。 -
2025.08.21
現場の負担を軽減するには?物流業で進む床...
物流倉庫では日々、大量の荷物が運ばれ、フォークリフトや台車が頻繁に行き交います。そのような環境で床にひび割れや段差があると、作業効率が下がるだけでなく、荷物の破損や作業員のけがといったトラブルにもつながりかねません。「移動がスムーズにできない」「清掃してもすぐに汚れる」「床の劣化が早い」といった悩みを抱えている担当者も少なくないでしょう。
この記事では、物流業において床工事が果たす役割や、現場の負担を軽減するために選ばれている施工方法、失敗しないための注意点までを丁寧に解説します。より安全で快適な作業環境づくりを考えている方にとって、役立つ内容をお届けします。
■ 物流業における床工事の重要性とは?
日々多くの荷物が行き交う物流現場では、床の状態が作業全体の流れに大きく関わっています。フォークリフトや台車の移動がスムーズに行える環境を整えるためにも、床工事の質が重要視されるようになっています。床は単なる作業スペースではなく、安全性と効率性を左右する「土台」と言える存在です。
- 荷物の移動効率と安全性への影響
段差やひび割れがある床面では、台車やフォークリフトの操作性が低下し、作業中のミスや破損が起こるリスクが高まります。一方で、滑らかでしっかりとした床面であれば、運搬効率が上がり、作業全体がスムーズに進行します。物流現場のパフォーマンス向上には、床の状態が欠かせません。
- フォークリフトや台車の走行に適した床面とは
最適な走行性を確保するには、床面が滑りにくく、なおかつフラットであることが必要です。表面に凹凸や傾斜があると、車輪の動きに影響を及ぼし、荷物のバランスが崩れやすくなります。施工時に塗料や仕上げ方法を調整することで、現場に最適な床を実現できます。
- 清掃性や耐久性の向上による作業環境の改善
衛生面の維持や日常清掃の効率も、床の仕上がりによって大きく左右されます。ほこりや液体が染み込みやすい床では、清掃作業が煩雑になり、衛生状態が悪化する恐れがあります。耐久性の高い塗床材を使用することで、清掃しやすく、長持ちする環境を整えることが可能です。
- 従業員の身体的負担を軽減する要素
働く人の安全と健康を守るという観点でも、床工事は重要です。たとえば微細な段差や滑りやすい床面は、転倒や疲労の原因となります。適切に整備された床は、足元の安定性を高め、長時間の立ち仕事や移動作業による負担を減らす効果が期待できます。
■ 物流倉庫の床に求められる性能
作業効率と安全性を両立させるために、物流倉庫の床には高い機能性が求められます。ただ見た目を整えるだけでなく、頻繁な車両の通行や重量物の積載、清掃のしやすさなど、使用条件に応じた性能を備えていることが重要です。耐久性や清掃性、滑りにくさなど、現場で本当に必要とされている床の条件を理解しておくことで、より的確な施工につながります。
- 耐摩耗性の確保
日常的にフォークリフトや台車が往来する物流現場では、床がすり減りやすくなります。特に旋回や急停止が多いエリアでは、摩耗による塗膜の剥がれやコンクリートの露出が起きやすいため、耐摩耗性に優れた塗床材を使用することが求められます。これにより、床の寿命を延ばし、メンテナンスの手間も削減できます。
- 滑りにくさと防滑性
荷物を運ぶ際の安全性を保つためには、防滑性能も欠かせません。雨水や油、粉じんなどが床に付着した場合でも、作業員が滑らずに歩行できる状態を保つことが必要です。床材の表面仕上げやテクスチャに工夫を施すことで、滑りにくさを確保し、転倒事故のリスクを低減することが可能です。
- 重量物にも耐える衝撃性
物流倉庫では重い荷物やパレットの落下が発生することがあります。そうした衝撃にも耐えられる床材を使用していなければ、ひび割れや剥がれが起き、段差や危険な状態が生まれてしまいます。エポキシや樹脂モルタルなど、衝撃に強い素材を選ぶことで、床面の強度をしっかりと確保できます。
- 衛生管理と清掃のしやすさ
物流業では衛生管理も重要なテーマです。特に食品や医薬品などを扱う倉庫では、清掃のしやすさが作業品質にも直結します。継ぎ目のない塗床仕上げや、汚れが付着しにくい表面処理を選ぶことで、日常清掃の効率が上がり、清潔な環境を保つことができます。これにより、業務全体の品質管理にも良い影響を与えます。
■ 物流現場でよくある床のトラブルと原因
物流倉庫では日々、車両の往来や人の動きが絶えず、床面にかかる負荷は非常に大きいものです。そのため、定期的に適切な工事やメンテナンスを行っていないと、さまざまなトラブルが発生します。表面的な傷や割れだけでなく、内部からくる構造的な問題も多く、根本的な原因に目を向けることが重要です。
- ひび割れ・浮きの発生
時間の経過とともに、床面に細かなひびが入ったり、一部が浮いてしまったりする現象は物流現場で頻繁に見られます。これは、温度変化による膨張・収縮や、床下の空洞化、過剰な荷重が原因となることが多いです。初期段階では目立たなくても、放置することで徐々に劣化が進行し、補修範囲が広がってしまいます。
- 塗膜のはがれや剥離
表面に塗布された塗床材が、荷重や摩耗、湿気などの影響で剥がれてしまうことも珍しくありません。特に下地処理が不十分だった場合や、適した材料が使われていなかった場合には、数年以内に剥離が起こることもあります。剥がれた箇所は車両の振動を引き起こす原因となり、段差や破損が進行する要因になります。
- 水分や油による劣化
床面に付着した水や油が染み込み、内部から劣化を招くこともあります。とくに清掃が追いつかない現場では、長期間にわたって床面が湿った状態となり、塗膜が柔らかくなったり、密着力が低下したりします。こうした劣化は目に見えづらいため、定期的な点検が欠かせません。
- 段差や凹みの発生原因
通行量の多い場所では、荷重の繰り返しや衝撃により床が局所的に沈下し、段差や凹みが発生します。段差ができるとフォークリフトの操作性が低下し、荷崩れや作業員の転倒といった二次的なトラブルにつながります。段差の多くは、初期のひび割れや摩耗から進行するため、早めの補修が必要です。
■ 工事内容別に見る物流倉庫向け床工事の種類
物流倉庫で行われる床工事は、使用環境や損傷の状態に応じて多岐にわたります。単に塗り替えるだけではなく、段差を修復したり、古い塗床を撤去したりと、目的に応じて適切な工法を選択する必要があります。それぞれの工事には特長があり、現場の状態に合わせた判断が重要です。
- 塗床工事(エポキシ・ウレタンなど)
塗床工事は、物流倉庫における基本的な施工方法です。エポキシ樹脂や水性硬質ウレタンなど、用途に応じた塗料を選定し、耐摩耗性・防滑性・耐薬品性などの機能を床に付与します。施工後は継ぎ目のない仕上がりになるため、清掃性にも優れており、衛生管理が求められる現場にも適しています。
- 段差補修と樹脂モルタル工事
フォークリフトの通行や重量物の荷下ろしによって生じた段差には、樹脂モルタルを使用した補修が効果的です。速硬化タイプの樹脂を用いることで、短時間で施工を終えることができ、稼働を止めずに補修が可能です。また、段差を埋めるだけでなく、耐衝撃性の向上や平滑性の回復にもつながります。
- 床の研削・研磨工事
床の塗り替えや補修を行う前に、研削・研磨による下地処理を行うことで、塗料の密着性を高め、仕上がりを安定させることができます。専用機材を使って床表面を均一に整えることで、小さな凹凸やひび割れも事前に対処することが可能です。下地処理の質が、その後の工事全体の耐久性に直結します。
- 床の撤去・再施工
経年劣化や度重なる補修により、床材が限界を迎えている場合は、古い塗床や仕上げ材をすべて撤去し、新たに施工し直す必要があります。このような再施工では、床面の厚みや材質、使用目的を見直しながら、最適な材料と工法を選ぶことが求められます。特に長期使用を見据える場合には、初期費用よりも耐久性や維持管理のしやすさを重視した選択が大切です。
■ 物流業に適した床材とその選び方
物流現場では床材の選定が作業のしやすさや安全性、さらにはコスト面にまで影響します。搬送機器の走行や人の動線、使用される環境(常温・冷蔵・屋外など)によって、適した床材の条件は大きく異なります。性能と用途をしっかり見極めて、最適な素材を選ぶことが長く快適に使える床づくりの第一歩です。
- エポキシ樹脂の特徴と用途
耐摩耗性と耐衝撃性に優れるエポキシ樹脂は、物流倉庫や配送センターなど、車両の往来が激しい現場で多く使われています。塗膜が硬く、フォークリフトの荷重にも耐えられるため、長期間にわたり床面を保護できます。ただし、紫外線に弱いため、屋外や直射日光の当たる場所には不向きな点もあります。
- 水性硬質ウレタンの利点
水性硬質ウレタンは、耐熱性や耐薬品性に加えて、防滑性にも優れているため、湿度の高い場所や温度変化の激しい倉庫でも安定した性能を発揮します。さらに無臭で環境にもやさしいことから、作業中の臭気対策が必要な施設でも導入しやすい素材です。乾燥も比較的早く、短期間での施工が可能です。
- MMA樹脂による短時間施工
施工スピードを重視する現場では、MMA(メチルメタクリレート)樹脂が選ばれることがあります。この素材は1時間ほどで硬化するため、業務をほとんど止めずに床工事を進めることができます。また、マイナス30度でも施工できるため、冷凍・冷蔵倉庫にも対応可能です。ただし、施工中に特有の臭気が出るため、換気環境の確保が必要です。
- 用途別に異なる床材の使い分け
現場の条件や使用目的に応じて、床材を柔軟に使い分けることが重要です。たとえば、摩耗に強い床を求める場合はエポキシ樹脂、清掃性と耐熱性が必要な場所では水性ウレタン、時間に制限がある場所ではMMA樹脂といったように、それぞれの特徴を理解して選定します。誤った選び方をすると、せっかく施工した床が短期間で劣化してしまうため、現場に合った素材の選定が非常に重要です。
■ 失敗しないための下地処理のポイント
床工事において仕上がりの良し悪しを大きく左右するのが「下地処理」です。目には見えにくい工程でありながら、この作業を丁寧に行わないと、せっかく高性能な塗床材を使ってもすぐに剥がれたり、ひび割れが起きたりすることがあります。物流現場のように使用頻度が高い環境では、特に下地処理の重要性が増します。
- 下地の状態確認と損傷の把握
工事を行う前には、既存の床面にひび割れや剥がれ、浮きがないかを丁寧にチェックする必要があります。目に見えない内部の傷みや、湿気を含んだ箇所があると、新しい塗床材が密着しづらく、早期の剥離につながることがあります。まずは現場の状態を正確に把握し、必要に応じて補修を行ってから次の工程に進みます。
- 研削・研磨による密着力の向上
床表面を機械で研削・研磨することで、古い塗膜や汚れを取り除き、塗床材がしっかり密着する状態を整えます。特に硬い床材や油分が染み込んだ床では、この工程を省くと塗膜がうまく定着せず、すぐに剥がれてしまうことがあります。粗さのある面を作ることで、塗料がしっかりと入り込み、長期間安定した状態が保てます。
- 湿気や油分除去の徹底
倉庫の床には、水分や油分が残っていることが多く、それが塗膜の浮きや剥がれの原因になります。施工前に床をしっかりと乾燥させ、必要であれば脱脂処理を行うなど、細かな点に注意を払うことが欠かせません。湿気を含んだまま施工してしまうと、見た目は良くても内部から劣化が進むことがあります。
- 下地処理を省いた際のリスク
一見問題なさそうに見える床でも、下地処理を省いて施工すると、数ヶ月から数年以内にトラブルが発生することがあります。剥がれや浮き、ひび割れなどが起こりやすくなり、再施工が必要になる可能性も高まります。これによって結果的にコストや時間が余計にかかってしまうため、初めの段階でしっかりと下地処理を行うことが長持ちする床工事の基本です。
■ 株式会社レジンテクニカの物流業向け床工事
物流現場に適した床工事を行うには、床の特性を理解し、使用条件に合わせた施工が求められます。株式会社レジンテクニカでは、物流業のニーズに対応した床工事を数多く手がけており、長年の経験と専門性を活かした施工で現場の課題を解決しています。現場環境や業務内容に合わせて、最適な材料と施工方法をご提案しています。
- 床工事専門の技術力と施工実績
床工事に特化した専門会社として20年以上の経験を持ち、物流倉庫や工場など、業種ごとの特徴に対応した施工実績が豊富にあります。床面の状態や使用環境を踏まえたうえで、耐久性や清掃性、防滑性など必要な性能を確保する工事を行っています。初めてのご相談でも、丁寧に現地を確認し、最適な対策を立てることが可能です。
- 自社施工による柔軟で確実な対応
すべての施工を下請けに頼らず自社スタッフで対応しているため、品質の安定や工程の柔軟な調整が可能です。施工前の打ち合わせには代表が直接足を運び、現場の状況を細かく確認したうえで提案を行います。これにより、想定外のトラブルや認識のズレを防ぎ、工事の質とスピードを両立させています。
- 物流現場に適した床材と工法の提案
耐摩耗性に優れたエポキシ、温度変化に強い水性硬質ウレタン、短時間施工が可能なMMAなど、物流業に適した床材を現場ごとに選定しています。また、段差補修が必要な場合には、樹脂モルタルを用いた施工で床面の凹凸を解消し、台車やフォークリフトの走行性を高める工夫も行っています。
- 短時間施工と下地処理へのこだわり
物流倉庫では、工事による稼働停止を最小限に抑えることが求められます。株式会社レジンテクニカでは、短時間施工に対応可能な材料を活用し、夜間や休日などに合わせた施工も柔軟に対応しています。さらに、工事の仕上がりと耐久性を高めるために、研削や研磨による下地処理も徹底して行っています。
■ まとめ
物流倉庫の床は、単なる作業スペースではなく、業務の効率や安全性に直結する重要な設備のひとつです。ひび割れや段差、塗膜の剥がれといったトラブルを放置してしまうと、作業効率の低下や事故の発生リスク、さらには従業員の身体的負担にもつながるおそれがあります。現場に適した床材を選び、丁寧に施工された床は、清掃性や耐久性にも優れ、長期間にわたって快適な作業環境を維持することができます。
物流業における床工事では、耐摩耗性・防滑性・衝撃耐性などが特に重視されます。さらに、施工時間の短縮や、業務を止めない工夫が求められる中、下地処理の質も工事全体の仕上がりと寿命を大きく左右します。そうした点をすべて踏まえた施工ができる業者を選ぶことが、トラブルのない現場づくりには欠かせません。
株式会社レジンテクニカでは、自社施工による短時間かつ高品質な床工事を提供しており、物流現場に合わせた材料選定と確かな下地処理で、多くの現場で評価をいただいています。床の劣化や段差にお悩みの際は、まずはお気軽にご相談ください。
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2025.08.18
安全な作業環境を保つために必要な倉庫の段...
倉庫内の床に生じたわずかな段差が、作業効率の低下や重大な事故の原因になってしまうことがあります。たとえばフォークリフトの走行時に荷崩れが起きたり、作業員がつまずいてけがをしたりと、安全面・業務面の両方に悪影響を及ぼしかねません。こうしたトラブルを未然に防ぐには、段差を早期に見つけ、適切に補修することが大切です。しかし実際には、「どのタイミングで補修すればよいのか分からない」「何を基準に施工業者を選べばいいのか迷う」といった声も少なくありません。
この記事では、倉庫での段差補修がなぜ重要なのか、発生の原因や具体的な補修方法、注意点などを分かりやすくご紹介します。安全で快適な作業環境を維持するための参考として、ぜひ最後までご覧ください。
■ 倉庫の段差が引き起こすリスクとは?
作業現場の中でも、倉庫内の床にできた段差は見過ごされがちですが、実際には数多くの問題を引き起こす原因となります。小さな段差でも、フォークリフトや台車の走行を妨げ、作業員の安全を脅かすなど、現場全体の運用に影響が及ぶケースも珍しくありません。効率的で安全な倉庫運営を目指すうえで、床面の整備は無視できない要素のひとつです。
- フォークリフトや台車の走行への影響
段差がある状態では、台車やフォークリフトが滑らかに動けず、ガタつきが生じることがあります。特に重量物を運ぶ場面では、車両の不安定な動作が原因で荷崩れが起きる恐れがあり、製品の破損や搬送中の事故につながりかねません。スムーズな搬送が難しくなることで、全体の作業効率も下がってしまいます。
- 作業員の転倒やけがのリスク
わずかな段差でも、作業員がつまずいて転倒する危険性があります。日常的に倉庫内を移動しているスタッフであっても、疲労時や視認性の悪い状況下では段差に気づかず足を取られることがあります。その結果、ねんざや骨折といった重大なけがにつながる可能性があるため、早期の対処が必要です。
- 製品や荷物の破損リスク
移動中の衝撃によって、製品や荷物が傾いたり転倒したりすることで、破損・変形が発生することがあります。特に繊細な部品や精密機器などを扱う業種では、段差による衝撃が商品の品質に直結してしまいます。これによりクレームや返品といった二次的なトラブルが起きることも考えられます。
- 業務効率の低下につながる理由
常に段差を気にしながら作業する環境では、作業員の動きが自然と制限されてしまいます。通路の一部を避けながら通行する必要があれば、その分だけ移動距離や時間が増加します。また、段差による車両の揺れが原因で運搬作業がスムーズに進まず、積み下ろしに手間がかかるようになります。結果として、全体の生産性が下がり、無駄なコストが発生する原因になります。
■ 段差ができる主な原因
倉庫の床に生じる段差には、さまざまな原因があります。長年にわたる使用や外的要因が積み重なることで、コンクリートやアスファルトの床面に徐々に歪みが生じ、最終的に目立つ段差となって現れます。適切な対処を行うには、その背景にある原因を知っておくことが重要です。
- コンクリートの劣化と沈下
経年劣化によってコンクリートが割れたり沈んだりすることがあります。コンクリートは施工直後こそ硬く丈夫ですが、内部に水分が浸透したり、荷重によって繰り返し負担がかかったりすると、徐々に劣化していきます。床下に空洞ができると沈下が起き、段差が生まれる原因となります。
- 車両の通行による摩耗
フォークリフトや台車などの重量車両が日常的に通行することで、特定の箇所に繰り返し圧力が加わります。特に荷物の積載量が多い場合や急旋回が多いエリアでは、表面の摩耗が早く進みます。これが部分的な凹みやひび割れとなって表れ、段差につながることがあります。
- 温度変化や季節による影響
気温の変化も床面に影響を与えます。夏場の高温や冬の凍結によってコンクリートの膨張と収縮が繰り返されると、表面が徐々に変形し、段差が発生する要因になります。とくに日射が直接当たる場所や、気密性の低い開放型倉庫などでは、こうした現象が顕著に見られます。
- 施工時の下地処理不足
床の施工時に下地処理が不十分だった場合、時間の経過とともに接着力が弱まり、部分的に剥がれたり浮きが生じたりすることがあります。下地の処理は見えない工程ながら、施工全体の品質を左右する非常に重要な作業です。施工直後は問題なく見えても、数ヶ月〜数年で段差として現れることがあるため、注意が必要です。
■ 倉庫の段差を放置する危険性
段差の存在に気づきながらも、「まだ大きな問題にはなっていない」と放置してしまうケースは少なくありません。しかし、その判断が後になって大きなトラブルを招く可能性があります。安全性だけでなく、企業としての信頼や損害リスクにも関わってくるため、段差を軽視せず適切な対処を行うことが重要です。
- 小さな段差が重大事故につながるケース
初期段階ではわずかな高低差にすぎない段差でも、時間の経過とともに亀裂が広がったり沈下が進んだりして、転倒や衝突といった事故につながる危険があります。過去には台車の車輪が段差に引っかかり、荷物が落下して作業員が負傷したという事例も報告されています。わずかな不具合が事故を招く前に、早期対応が求められます。
- 責任問題・保険対応の観点
倉庫内で起きた事故が段差を原因とするものであった場合、管理者の責任が問われる可能性があります。労働災害として扱われたり、場合によっては損害賠償の対象になることも考えられます。保険で補償されるかどうかも、管理体制や改善努力の有無が判断材料になるため、段差の放置は経営リスクにもなり得ます。
- 社員の安全意識への悪影響
段差やひび割れがそのまま放置されている環境では、社員の安全意識が薄れがちになります。「危険があってもすぐに対処されない職場」という印象を持たれることで、モチベーションの低下や不信感を招くおそれもあります。安心して働ける環境づくりは、職場全体の信頼関係やパフォーマンスに大きく影響します。
- 荷主や取引先からの信頼低下
来訪者や取引先の担当者が倉庫内を訪れた際、目に見える段差や損傷を確認すれば、管理体制に対して不安を抱かれることもあります。取引の継続や新規契約の判断材料として、職場環境がチェックされることも珍しくありません。段差を放置しているだけで、企業の信頼性が損なわれてしまう可能性があります。
■ 倉庫における段差補修の方法と材料
倉庫内に発生した段差を修復するためには、使用目的や周囲の状況に応じた工法と材料を選定する必要があります。近年では、従来のコンクリートによる補修だけでなく、短時間で施工が完了し耐久性にも優れた材料が活用されるようになってきました。補修の質を左右する要素として、作業方法と使用材料の理解は非常に重要です。
- 樹脂モルタルを用いた補修工事
倉庫の段差補修には、速硬化性と密着性に優れた樹脂モルタルが多く使われています。特に重量物が頻繁に移動する場所では、摩耗や衝撃に耐える素材が求められます。樹脂モルタルはそうした条件を満たしつつ、施工後の表面も滑らかに仕上がるため、段差をなくすだけでなく床の機能性も向上させることができます。
- コンクリートによる従来工法との違い
従来の補修方法では、コンクリートを使用して補填することが一般的でした。しかし、コンクリートは硬化までに時間がかかるうえ、下地とのなじみが悪く、剥離やひび割れが発生しやすいという課題がありました。それに比べて樹脂系の材料は、短時間で硬化し、下地への密着力も高いため、より安定した補修が可能となります。
- 短時間で施工できる素材の特徴
最近では、1時間ほどで硬化が完了する材料もあり、倉庫の稼働をほとんど止めずに施工できる点が大きな利点です。たとえばMMA(メチルメタクリレート)樹脂などは、低温下でも硬化可能で、冷凍・冷蔵倉庫にも対応しています。こうした素材を使えば、夜間や短時間の休業時間内で施工を完了できるため、業務への影響を最小限に抑えることができます。
- 補修後の耐久性と仕上がりの違い
使用する材料や工法によって、補修後の耐久性や見た目にも差が出ます。たとえばエポキシ樹脂系の材料は耐摩耗性に優れており、長期間にわたって段差の再発を防止します。また、仕上がりの滑らかさや色味の調整も可能なため、倉庫全体の美観を損なうこともありません。適切な材料を選ぶことが、安全性だけでなく、長期的な維持管理にもつながります。
■ 段差補修を行う際の注意点
倉庫内の段差補修は、単に凹凸を埋めるだけの作業ではありません。補修後の仕上がりや持続性、安全性を確保するためには、事前の確認や計画、施工後の管理まで慎重に対応する必要があります。現場環境や使用条件に応じた判断を行うことが、トラブルのない施工につながります。
- 補修箇所の範囲と厚さの確認
補修を行う前に、段差の高さや広がり、周囲の床面とのバランスを正確に測定することが大切です。段差が広範囲に及ぶ場合は、周辺の床面との段差調整を同時に行う必要があることもあります。また、厚みのある補修では、使用する材料や施工方法が限られることもあるため、事前の確認が仕上がりに大きく影響します。
- 作業時間と通行制限の考慮
作業中は、該当エリアを一時的に通行止めにする必要があります。そのため、作業時間や交通の流れを考慮した施工計画が求められます。特に物流倉庫のように稼働時間が長い施設では、業務への影響を最小限に抑えるため、夜間や休日などのタイミングでの施工が効果的です。
- 作業後の硬化時間と再利用の目安
使用する材料によって、硬化にかかる時間は異なります。短時間で硬化する樹脂素材であっても、完全に荷重に耐えられるまでの時間には注意が必要です。早すぎる再使用は、補修箇所のひび割れや剥離を引き起こす原因となるため、施工業者と確認を取りながら慎重に判断することが求められます。
- 補修後の清掃と維持管理
施工後は補修箇所に異物が入り込まないよう、初期段階での清掃や点検を丁寧に行うことが重要です。段差補修は一度行えば終わりというものではなく、継続的な点検とメンテナンスが必要です。経年劣化や荷重による変形が起きる前に小さな変化を発見できれば、再補修の範囲を狭く抑えることができます。
■ 段差補修で重要な下地処理の役割
段差補修の仕上がりや耐久性を大きく左右するのが、見えない工程である「下地処理」です。下地処理を丁寧に行うことで、補修材との密着性が高まり、施工後のひび割れや剥がれといった不具合を防ぐことができます。特に倉庫のように車両の通行や荷重の大きい環境では、下地の質が工事の成否を決定づけると言っても過言ではありません。
- 下地のひび割れや浮きの確認
まず、補修前には床面の状態をしっかりと点検する必要があります。コンクリートの表面にひび割れが生じていたり、内部で浮きが起きていたりすると、そのまま補修材を施工しても長持ちしません。補修の効果を確実にするためには、下地に潜む問題を早期に発見し、必要に応じて補強や除去を行うことが求められます。
- 研削・研磨による付着力の確保
下地処理の中でも特に重要なのが、表面を研削または研磨する工程です。この作業によって、古い塗膜や汚れを除去し、補修材がしっかりと密着するための粗面(あらめん)を作ることができます。滑らかな床面では補修材が定着しにくく、早期の剥離を招く可能性があるため、専用の機械を使った処理が不可欠です。
- 補修材の密着性を高めるポイント
下地処理が十分に行われていると、補修材の性能が最大限に引き出されます。たとえば、研磨後の表面にプライマーを塗布することで、さらに接着力を高めることができます。下地と補修材の相性も踏まえたうえで、最適な組み合わせを選ぶことが、長期間安定した状態を保つためのポイントとなります。
- 下地処理を怠った場合のトラブル
見た目にはきれいに補修されているようでも、下地処理が不十分な場合には早期の剥がれや浮きが発生するリスクが高まります。その結果、再施工が必要になり、コストも二重にかかってしまいます。特にフォークリフトや台車が頻繁に通る倉庫では、表面の強度だけでなく内部の密着性が非常に重要なため、下地処理を省略することはできません。
■ 株式会社レジンテクニカによる倉庫の段差補修
段差補修を確実に、そして長期間安心して使える仕上がりにするためには、専門的な知識と技術を持つ業者に依頼することが重要です。株式会社レジンテクニカでは、倉庫や工場といった商業施設の床に特化した施工を20年以上手がけており、床の状態や使用環境に応じた的確な補修工事を提供しています。
- 自社施工による短時間仕上げ
施工はすべて自社で一貫して対応しており、打ち合わせから仕上げまでスムーズに進行する点が強みです。段差の程度や範囲に応じて最適な材料と方法を選定し、必要最小限の時間で工事を完了させます。現場の稼働をできるだけ止めず、短時間で高品質な補修を実現するため、急ぎのご相談にも柔軟に対応可能です。
- 用途に応じた最適な樹脂選定
使用環境や床の材質に合わせて、エポキシ樹脂や樹脂モルタル、水性硬質ウレタンなど複数の材料から最適なものを選びます。たとえばフォークリフトが頻繁に通行するエリアでは、耐摩耗性に優れた素材を、冷蔵倉庫のような低温環境では硬化が早く温度変化に強い素材を選定するなど、用途に応じて使い分けを行っています。
- 下地処理から丁寧に対応
補修工事を行う前段階の下地処理にも力を入れており、専用の研削・研磨機を使用して、床面の状態を整えます。劣化や浮きが見られる場合にはその箇所を除去し、補修材がしっかりと密着する状態をつくります。この工程を丁寧に行うことで、施工後のトラブルを防ぎ、補修効果が長く持続します。
- 段差の状態に応じた工法の使い分け
段差ができた原因や場所の条件に応じて、樹脂モルタルによる補修だけでなく、研磨・切削を組み合わせた処理を行うこともあります。たとえば車両の通行で角が削れてしまった箇所には、耐衝撃性を重視した素材で補強したり、振動が多い現場には柔軟性のある樹脂を使用したりと、現場ごとに適した工法を選びます。
■ まとめ
倉庫における段差は、見た目以上に業務や安全性に大きな影響を及ぼします。フォークリフトの走行に支障が出たり、作業員の転倒事故を招いたりと、わずかな高低差が大きなリスクとなることも少なくありません。その原因には、コンクリートの劣化や車両通行による摩耗、温度変化、施工時の下地処理不足など、さまざまな要素が関係しています。
段差をそのまま放置してしまうと、事故やトラブルのリスクが高まり、結果として企業の信頼や作業効率の低下につながる恐れもあります。こうしたリスクを未然に防ぐためには、適切なタイミングでの補修と、信頼できる業者による丁寧な施工が必要です。
株式会社レジンテクニカでは、床工事に特化した専門知識を活かし、現場の状況に応じた段差補修を行っています。特に下地処理を重視しており、研削や研磨といった工程を徹底することで、高い密着性と長期的な安定性を確保しています。短時間での施工も可能なため、倉庫の稼働に大きな支障をきたさずに対応できるのも特長です。
段差でお困りの際は、まずは一度ご相談ください。
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